用語解説02
■極地観測船マゼラン
黎明旅団第9支部の本部。全長約1㎞の巨大な艦船で、元はプラウダ正義帝国の貨物船。ラウラの能力によって空を飛ぶ。船自体には飛行能力はない。小規模都市ひとつ分の設備が詰まっており、オラシオンの大地を転々とする。その外殻は国家より堅牢である
■プラウダ正義帝国
オラシオンの中心にある巨大な国家。統一と栄光を掲げており、大陸の中心に住む帝国人こそ最も優れた民族であるという教育が行われている。皇帝は誰よりも早くシャンバラを手中に収めたいと考えており、黎明旅団に対立する黄昏旅団を設立した。度数が極めて高いプラウディテウイスキーが名産品
■超大陸オラシオン
大断裂以降に生み出された超大陸の名前。現在を生きる人々は大陸が元々その形であったと誤認しているが、近年の研究では大陸はもっと離れていたのではないかと言われている。世界は球体であるという突飛な説を唱える者もいるが、少数派である
■逆理遺物
極地の中で見つかる遺物の中で、特にノルニルの影響を受けて変容し、特別な力が宿った道具の事。旅団の収入源のひとつでもある。近年ではアーツに適性がない旅団員でも逆理遺物を使うことによって極地潜行を行うことが許可されるようになった
■乖離等級
オラシオンにおける脅威・熟達度同時評価指標のこと。乖離12等級で学生級を卒業し、見習い期間を経て乖離18等級から一人前とみなされる。等級ひとつひとつの間隔は広く、上げるのも容易ではない。極地にも適用され、自らの乖離等級を超える極地には基本的に潜行することは許されていない。世界に数人しかいない90等級超えはみな支部長である
■二つ名
他と圧倒的な差異を持つ探検家に贈られる称号。支部長には必ず贈られる。また、踏破不可とされていた極地を踏破した者にも与えられるのが慣習となっている。既出ではラウラ・アイゼンバーグの《破戒》、アイラ・オーブリーの《荒濫》がある
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