用語解説06
■Rye
極地環境再現システム。サリンジャーの定義が込められた自動思考機器を基幹部として動く。ユンが設計主任を務め、トレーニングルームとして重宝されている。特に乖離等級を設定して挑める部分に関してはユン自身アピールポイントとしている。内部には仮想極地生物としてユンが造った岩石魔人ロック・シンとアイアンジェノサイダーがいる。が、最近ロアとセナによって破壊されている
■エンダーシリーズ
対衝撃性能に優れた逆理遺物。サリンジャーの結薙もそのひとつ。衝撃を100%カットできるため出力を青天井に上げることが出来る。ただし希少であるため市場にはあまり出ない
■旅団用支給服
おしゃれなズボン。紺青と白磁色を基調とする。防刃性能が高い
■ワールドオーダー
ファティマの愛銃。エンダーシリーズの中で6番目に見つかったもの。ロアのエンドレスホープは感情をエネルギーに変換する強みがあるが、これにはそういった能力はない。代わりに必中性能を有し、威力には限界があるものの外すことはまずない(鋼鉄を貫く程度の威力をベースで持つ)。しかし扱うにはかなりの修練が必要であるため使用者を選ぶ
■準極地
ノルニルが自然に生成されていない極地のことを指し、通常の極地に比べ危険性はかなり下がる。それどころか、市民の生活区画が存在することもあるため、極地という語を当てるのが、正しいのか否かが学会でも意見が分かれている
■映画
極地で発見された映像物をもとに作られた映像群、もしくは旧文明の映像物を修復し観られる状態にしたもの。現在はエンタメ大国の耀国とアメリア共同体、そしてアマハラ自由領にて、第26次映画戦争が起きている。国際機構はこの戦争を正式な戦争とは認めておらず、軍事介入は行わないと第3次映画戦争の際に声明を出している
■トロピカランド
極西に位置する国家。世界の台所と呼ばれている。食料自給率が3000%であり、主産業は農業・漁業の産品、及び加工食品の輸出に依存している。国民は極めて明るく陽気な性格をしており「条約なき平和」を実現している稀有な国。ある経済学派はトロピカが滅べば世界が滅ぶと言う。基本的には明るく幸せな国だが、実際にはかなりの経済格差があり、巨大なスラムが形成されている場所もある。見えない貧困に関しては、国際機構も口を出せない
■耀国
アマハラ自由領の直上にある国。人口密度が極めて高く、人口そのものも多い。それは独自の都市防護壁によって国全体を覆っているためであり、重力津波を克服した唯一の国とも言われている。国民はエンターテインメントを心の底から愛しており、特に映画作りには軍事費よりも多くの予算を割いている。国民は特に辛くて熱い食べ物を好む
■多元宇宙論
複数の宇宙の存在を仮定した仮説。この世界においては《シュレディンガーの銀鍵》という存在がその実在を証明している──と偽典ネグエルは主張する。ファントムとは別世界の、別の可能性であり、ノルニルはその「のぞき窓」となっており、世界間を唯一移動できる物質である
■ROOT-01
偽典ネグエルが破壊しなければならないと考えている、全ての世界の参照元の世界。その世界には、他の世界には存在しないものがいくつか在る
■だんじょんレイディオ
ユンがパーソナリティを務める、毎週金曜日放送の生ラジオ。ユンは旅団員との賭けポーカーに負けて、メンツにいた泥酔サリンジャーに、何か面白いことをやれと言われ、渋々このラジオを始めた。なんだかんだ言って評判も良く、次回で第94回となる人気番組となっている
■ふたつの月
オラシオンから見えるふたつの月。大断裂以前には月はひとつだったと唱える学派もいるが、どちらかといえば少数派である左上側の月はやや赤みがかっている
■シュレディンガーの銀鍵
魔鍵のひとつ。不確定な世界を観測することで確定させる逆理遺物。具体的には、多世界間のノルニル以外の物質移動を可能にする。見た目はダマスカス鋼のような縞柄が特徴的な銀色の鍵である
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