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黎明旅団 -踏破不可能ダンジョン備忘録-  作者: Ztarou
Act.1 The First Complex
3/131

用語解説01

探検家(シーカー)

「大断裂」によって生まれた「極地」を探検し、失われた旧世界の文明を研究するために活動するスペシャリスト。現代ではその多くが黎明旅団に所属する


■大断裂

今から1000年以上前に発生した未曾有の大災害。それ自体が何なのかは不明瞭であり、爆発だという記録もあれば、分裂だったという者もいる。しかし一様に旧世界の文明の記憶や記録は失われ、世界に大いなる混沌をもたらした。災害以後の紀年法は「祈暦」が用いられる


■極地

大断裂によって世界中に生まれたダンジョン。正式には「生存困難極限特殊領域」と言い、ノルニルという結晶が作用することによって、常に変化を続ける非常に危険な領域と化している。しかし探検家はそこに旧文明の足跡を求め、日夜その魔境へと挑み続けている


理想郷(シャンバラ)

古いおとぎ話の中に出てくる理想郷。または魂の故郷。存在するのかは定かではないが、全ての探検家が目指す最終目的地である。到達した者の願いがなんでも叶うと言われている。そして史上最高難度の極地でもある


■アマハラ自由領

黎明旅団第9支部が主に活動拠点とする国。オラシオンの中では政府を持たない稀有な国であり、独自の不文律によって運営されている。東北部に於いては湾岸警備総大将関守家がその地を支配しているが、同時に他国の侵攻を決して許さない強さがある為支持される


■黎明旅団

国際機構の下部組織であり、かつ半民間の探検家組織。第1支部から第9支部までがあり、それぞれ得意分野が異なる。探検家のバックアップだけでなく、民間や国家からの依頼も受け付けており、その類稀なる力を人類文明の為に捧げている


階級(オーダー)

黎明旅団の中での階級を表したもの。下から準備級アンツ学生級ペイジ専門級エキスパート指揮級エリート、そして文字通り戦闘を決着させる戦略級ピリオドが存在する


■通信チョーカー/Cocytus(コキュートス)

観測船マゼランを中心として半径10㎞圏内の相互通信を可能にするチョーカー型デバイス。旅団員の証としてシーカーコートと共に貸与されるもの。それぞれがLegionと接続し、体調や乖離等級の測定、会話までこなすことができる。チョーカーでない形もある


Legion(レギオン)

黎明旅団の情報通信の基幹システム。ユンが製作し、エニグマが管理を行っている。その内部は完全に秘匿されており、製作者のユンですらその全容を知らない。模倣自我を持つものの現在は黎明旅団に協力的であり、特にエニグマには懐いている


■アーツ

ノルニルが血液中に流れることで会得する特別な力。能力は人によって違うが、能力が強力で複雑化する程、能力使用による代償が大きくなる。反動も強く安易に使える力ではない為、能力の使用は国際機構の定めたセレティア協定によって制限される。代償が大きいため、基本的にひとりが使用できるアーツはひとつであるが、稀に2つ以上保持する者もいる


■古シナル祖語

大断裂以前の人類が主に使用した不統一性言語群。現在、英語とイタリア語とフランス語の研究が盛んだが、それらの間に強い関連性が見られるからであり、独立的な進化を遂げた言語らは未だその解明が進んでいない。現在、人類は「統一言語」を用いている


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― 新着の感想 ―
[一言] これまた凄い世界観ですね。 ノルニルについてはまた別の日ですかい?( ´∀` )
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