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黎明旅団 -踏破不可能ダンジョン備忘録-  作者: Ztarou
Act.1 The First Complex
128/131

用語解説08

■第02号極地ゴールデンゲートブリッジ

濃霧の巨塔とも呼ばれる極地。実際には極地ではなく、成長し続ける巨大な極地生物である。その底には魔鍵、《ラプラスの撃鐘》があると言われている。実際にはその中ではなく、その未来に存在し、祈祷ヨシュアが過去を破壊したことでその場に顕現した。


■ラプラスの撃鐘

この世界を構成する特異点、《魔鍵》のひとつ。鍵とは言われているが鍵の形はしていない。ラプラスの撃鐘は巨大な鐘の形をしており、喋る。その特性は全ての情報を保管する物体。実際には、鐘自体が情報を保持しているわけではなく、全ての情報を保管するアカシックレコード、永遠図書館にアクセスすることが出来る能力である。またアクセスした者はその代償としてその知識が自ら手に入れられる「時間」に飛ばされる。教えてもらえるわけではない。


■ヨシュア

ロアがアメリア共同体で出会った少女。ロアの友達となり得る存在。父親代わりのエルヴィスと共にR.A.Y.S.に所属している。中二病でオッドアイ、ハンバーガーが好き。


■R.A.Y.S.

国際互助団体。エルヴィスが代表を務める。


■祈祷ヨシュア

魔眼ダークロードとヨシュアの心と体が同期した存在。漆黒の右眼と純白な左目を持つ。父代わりのエルヴィスが偽典ネグエルで、悪事を働いていたことを知り、迷い、悩む。だが髪を切り、すべきことはわかっているつもりだ。全ての人間を殺し、人間によって起こされる残虐なことを無くしたい。


■ROOT-1999

祈祷ヨシュアが《撃鐘》に話しかけたことによって飛ばされた世界。魔剣が統べる世界であったが、真実は、そこが彼女の生まれた世界だ。本名は永崎ナギサ。親友の名は浅倉シオン。彼女はその親友と、再会する。

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