奇………跡?
「そこで頼みとは前に言っただろう?、兄上が重病で数か月間病床にある」
「ああ…聞いたな」
「問題はその病気を治す薬がないってことなんだ…」
「うーん…だから聖女伝説に頼ってみよう~ ってことかな?」
「理解が早いな!」
「いや、この流れにその内容なら当然だろうな? でもできるかな?」
「難しそう?」
「いや…未達成じゃろ? 条件を達成できなかったから、 力を出せないってことじゃない?」
「だが君は確かに聖女の力の片鱗を見せてくれた」
「いや、そうだとしてもまだ確かでもないのを一国の王子にそんなにホイホイ…」
「まあ練習だと思ってくれ、 どうせこのままでいても特に変わることもないし、新しい試みでもしてみようかと」
「お前…本当に王子なんだろ?」
「じゃあお姫様に見えるのかな?」
「…いくら俺の目が節穴だとしてもそれはない…」
「じゃあ"お願い"と言うことにしようね 聖女くん」
「…むしろ俺がお願いだから聖女と言わないで…聖者とかあるじゃん! どうしてしきりに聖女だと言うの? 気持ち悪いって」
「君の反応が面白いから?」」
「おい…」
それでその1王子様に対する実験?治療?のための練習と言うか訓練を始めました。
私メアリーさん、ごこは病棟、患者さんいっぱい…私メアリーさん今労働中、いや重労働中…いろいろな意味で…
そうです、傷ついた者、病んだ者を治癒するという伝説に従って 傷ついた者、病んだ者が集まる場所はどこか、病棟だ。
俺だって昔は人を助ける仕事をしていた人だぜ? 傷つき者を 治癒するくらいは …いや専門知識もないのにできるわけが…ございますた、はい。
「ちょっと、聖女様、いつまでその患者に付いているつもりですか? 早く治療して次の患者に移りなさい! 貧弱なあなたの力では、それが限界なんですか?」
このくそおんな…めんどいくそおん…くそ お前はくそでいいや
でなんで俺が治療の練習をするのにこのくそが隣でうるさいんだ! うるさい!うるさい!うるさい!うるさい!……一様姫だしぶっなぐるのはだめだろ…心の中で色々考えながら練習してたら、自分でもわかるほど治療の効率が良くなっているのだ。 傷は早く治り、軽い病気にかかった患者は 回復した。
わー俺すご~い俺えら~い俺つよ~い
どころであの女…、いやくそ顔もきれいし身体もポンキュッポンだし…性格さえ良ければさぁ…
どうしてあんな性格になったのかじゃんえんな姫様…これからはじゃんねん姫だお前は。
で そのように病棟に立ち寄り、医者や看護婦たちの仕事を手当たり次第に奪い、治癒していたある時、俺がいた病室のドアが急に開いて、一人の男が入ってきた。
「噂の治癒術師はここにいるのか!」
突然ドアを開けて入ってきた男, 急にうわさの治癒術師を探すんですが…それは多分、俺だな?
ここ数日、手当たり次第、癒し魔法を使って、また癒ししてから数日が経ったので、噂にでもなったのだろう、で? どうしたんだろう?
「何かあったんですか?」
「騎士団から要請だ! 早く来てくれ!」
「騎士団?何があったんですか?」
「騎士団が訓練中に訓練場端の柱が倒れて人が下に!」
「ええっ?!」
「早く!時間が無い!」
「わ、わかりました。」
知らせを持ってきた人とともに負傷した騎士さんがいるところに向かった。
そして目に見えるのは…騎士団の人のところに行ってみると…石柱が倒れてその下に敷かれたと…幸い命はついているものの意識はなく、骨盤から太ももの下が完全に潰れて…内臓まで潰されてしまって これ…まずはらあらりの肌は回復して内臓が流れたりはしないけど太ももの下には潰れた肌がそのまま…
血なまぐさい…ううっ…こんなのあっちの世界でも何度も見たじゃん… 交通社交の現場とか…生きているのが奇跡だね…あっちでもこれくらいなら死ぬって……本当に魔法でなんとかなるのかな? 今までは經傷の患者ぐらい相手にして正直自信ないんだけど…
「ポーションでは命を保つのが限界です、 回復魔法を使う者がいたら何とかなるけど、今すぐここに来られる回復魔法の使用者は…」
「魔法を使えばいいんですか?」
「少なくとも今より悪化することはないでしょう…ポーションでは今が限界です 今の有り様では彼は…」
「他の魔法使いが来るまでなんとかして耐えます!」
そして俺は騎士様の腰に手を当てて癒しの魔法を使った。 これまで他の患者に使ったくらいの癒し魔法では足りない 今自分にできる最大の力でやらないと内出血で死ぬぞ、この人の骨盤の周りまで腰の下ではあちこち 皮膚が裂けて飛び出た骨と流れる血につぶられた筋肉…、今の内部では大変な状態になっているはずだから…このままでは死ぬ…
治れ 治れ 治れ お願い治れ!! 死にたくなければどうしても治れ 死にたくてもとりあえず治れ!!!
その瞬間、俺の手から発生した光は、次第に負傷した騎士様の体を覆い、騎士様が白い光に包まれ、騎士の腰が、 太ももが、ふくらはぎが、だんだん目に見えるように回復し、10分も経たないうちに崩れた柱に完全に潰され、目で見るのも苦しかった足が柔らかくスリムな足で、皮膚だけようやく回復して出血だけを防いだ骨盤がすらりとして美しいお尻に回復…うん?すらり?美しい?
…しばらくして騎士様は回復?した? 柱に潰れた骨盤から足までの下半身は完全に回復し、苦痛が歪んだ彼の顔は、楽に目を閉じて息をすることさえ苦しいように息切れしていた彼の胸は…これ…おっぱい?
……え?
…………え?
「「「「「ええええええええ?」」」」」
「あの…あの…この方…女…だったんですか?」
「いや…彼は確か男でした…」
「女にしか見えないんですけど…」
「はい…私も…」
……おかしいな…きっと人を助けたんだからさぁ…喜ぶべきなのに…俺を含めて周りの誰も喜んでいない……おかしいな…
……いや、この状況に喜んだらそれもおかしいのか… 俺、きっと騎士さんを治したんだと思うんですけどおおおお?
この 騎士さん 確かにさっきまでは男…だったと思うんですが…今はおんな…ですが???
…理解できない状況に戸惑っているのに頭がますます重くなり,瞼がどんどん重くなって…
「あ…れ…?」
体がどんどん前のめりになるこの感じ…まさか…
そこまで考えた時に意識を失った。
どなたか観ている方がいらっしゃるかわかりませんが、つまらないならつまらないと教えてほしいです。
正直、僕自身はよく分からないんです