ドワーフの町での日々は意味が無い
「さて、なんやかんやで始まったこドワーフの町での生活も3日目! 我々に明日は来るのか!ドキドキバキバキ狂気と共にするドワーフの町!皆さん、おたのしみ~に~に~に~」
……
「あいつ、どうした?」
「すみません聖女様、あの人、たまに頭がおかしくなります。」
「あ···あなたはたしか、クリスの妹のアイちゃんだったよね?」
「はい」
「まあ…頑張れよ!」
「……はい…」
暇は人の心を痛める事がある。
「ねえねえ~ママサママサマ~」
「ん?あなたは…妖精さん?…いや、ドワーフさんだったっけ?」
「ドワーフでも妖精でも構わないんですよ」
「うん?そう…かい?」
「私たちはもっともーっと、ママサマが知りたいのですよ」
「そう?じゃあ、いろいろ教えてやるじょ!頭の上から足の下まで!」
「中身はないんですよ」
「そうなるのか? はっはははは」
「くすくすなのですよ」
「それで?何が知りたいのかな~?ドワーフさんは?」
「ママサマはなぜママサマなのですよ?」
「知らない」
「ママサマはどうしてここに来たんですよ?」
「知らない」
「宇宙はどんな形をしているんですよ?」
「知らない」
「ぶう~なのねすよ、何も教えてくれないんですよ」
「いや、知らない事ばっかり聞いてくるからだろうが?」
「じゃあじゃあ、ママサマ、ちいさなママサマを作る時は、どんな気持ちでした?」
「……それがね~分からないんだよね~」
「いや、それを分からないとだめなのねは?」
「おい、喋り方 」
「あ、ごほん!なんですよ、ママサマは自分に起こったことも知らないのですよ?」
「それがな~酔っ払っててさ。気がついたら子作りが終わっていた?と言うか…」
「あんたはお酒を飲むな、できれば」
「おいだから喋り方」
「ごめんなさい、ですよ。じょっと本音が」
「まあ、私も思うわよ…本当」
「では、ちいさなママサマを生んだ時はどんな気持ちだったんですよ?」
「う~ん、そうだな…面白かった?」
「え?」
「おぎゃ!?」
「いや、考えてみて?自分が子供を産む日が来るという考えを全然しなかったからな?」
「あ~」
「あう~」
「考えて、悩んで、エリカの母として、いい母なろう!と思った。かな?」
ノリとドワーフがあれこれ(無駄な)話をしている間に
他の所ではまた他の人たちが話を交わしていた。
「はあ···」
「クリス?どうしたんだ?」
「あ、聖女様」
「どうしたの? ため息なんかついて」
「いや、まあ···大したことではないんですが」
「そう、分かった」
「ちょっと!聞いて聞いて!」
「分かった分かったから!首!首絞めないで!」
「べつに、聖女様たちがにすぎるんじゃないかな~と考えたんですけど」
「どゆこと?」
「聖女様とノリさんのことですけど、性格や言い方がちょっと似ているんじゃないかと思って」
「あ~それはね~あいつと私が似ているとか、喧嘩売ってんのか?こるあああ~全く違うだろうが!」
「私たちは顔が見えるし、声も聞こえるから大丈夫ですけど」
「無視!?」
「読者の皆さんはね」
「読者?」
「お二人で話す時ならまあいいですけど、キャラが増えるとごっちゃになるんですよ」
「きゃ…ら?どく…しゃ?あ………そ、うか?えと?クリス?どこか痛いの?頭とか?休むか?なんか甘い物でも食べる?」
「…はぁ···まあ、休みます」
と言った後クリスは席を立って自分の部屋の方に行った
そして、クリスの背中を見ながら、サンゴは
「あいつ···あれか?暇すぎて頭狂った?まさかぼけてた?つっこむべきだった?」
少しは心配するようだ
夜
さすがにクリスの頭が心配になったらサンゴはクリスの部屋を訪問した。
とんとんぱしん(?)
優しくクリスの部屋のドアをノックするサンゴ
「クリス、私だよ。入ってもいいかしら?」
「はい、いいですよ」
「夜中にごめんね? 少し心配になってな?」
「心配ですか? 何がですか?」
お前の頭だよ、このあほたれ!
だが言わない!サンゴは大人だから!
「さっき、君が言ったことを思い出してね」
「あ…なんだっけ?」
「忘れた?」
「暇だったし、色んな事考えて居てましたから」
「……そ、そーか」
無駄な心配だった。
その時クリスの部屋のドアががばっと開いて
「じゃーん、呼ばなくても走ってきます!」
「ドドン~お騒がせしてます!」
「あば~あばば~あうあうあ~」
ノリとアイとエリカの3人だった。
「人の部屋に勝手に入っでんじゃないわよ!!」
「は、は、は、大丈夫ですよ!さっきドワーフにお願いしててですね?この部屋を便利主義的な空間にしたんですよ!」
「べん、なに?」
「つまり、今夜、この部屋であったすべての事は、皆の記憶からきれいさっぱりなくなるんですよ~ 」
「おい、そんなことができるわけないだろが」
ここでクリスの横やりが
「可能でですよねそれが」
「クリス?」
「この前ドワーフの町で自分で歩くないほどまででっぷり太ったのはどこの誰だったか…」
「あ…」
十分に可能だった。
そりゃそうだった。
だってドワーフだもん
「それで?ノリさんとアイちゃんはどういうご用件でしょうか?」
「雑談、後酒飲もうっとねそして雑談」
酒の瓶を持ち上げるノリ
「美味しいおつまみもありますよ~」
おつまみのある手かごを上げるアイ
「あい!あうあ!あい!」
そしてエリカ
「はあ…いいでしょう!飲みましょう!」
そして始まる飲み会
だいたい2時間後
「でさ?さっきクリスがそんなこと言ってたよ」
「あ~何かわかる気がしますね、メタてきなあれでしょう?」
「メタ?何それ?」
「クリスさんはどうですか? 何か考えでも?」
クリス:「シンプルに名前を前に付けてはどうでしょうか?」
ノリ:「あ~台本みたいな感じでね?」
サンゴ:「おい、ぞっと待って、むしか?私はむしか?」
クリス:「はい、その方が誰が言っているのか分かりやすいでしょう?」
ノリ:「たしかにそうですが、なんか会話てきな感じでは無いですね」
サンゴ:「おい、だから待ってってば! 」
ノリ:「私は読み上げが好きですからね、そな場合ネームテッグはぞっと~」
クリス:「あ~たしかに!読み上げの時はすごく邪魔ですよね」
ノリ:「まあ、どうせ誰も」
クリス:「それ以上はだめですよ~」
サンゴ:「お前らひどくね?がんむしか?あん?」
アイ:「さあ~さあ~聖女様聖女様、あほは置いといて、飲みましょう?ね?」
クリス:「目で読むのには何の問題もないんですけどね」
ノリ:「読めないんですからねあのあんぽんたん」
クリス:「ノリさんはどうですか?何かいい考えでも?」
ノリ:「ないんですね、キャラの話し方に強い個性を入れることかな?」
クリス:「個性ですか?」
ノリ:「ですわ~とかだわ~とかこざる~みたいなことですけど」
「あ~、どんな感じか分かる気がしますわ~」
「そうだわそうだわ~そんな感じなんだわ~」
「いったん定着さえすれば、話し方だけで誰が誰だか簡単にわかりゅっ」
噛んだ。
かなり強く
「キアアアアアアアア!! 痛い!痛い!!」
「さあ、クリスさんクリスさんの顔をこちらに!治れ~治れ~」
「うう…普段使わない話し方をしたらつい..」
「あはははは…」
ノリの手がかすかに輝いて、クリスの痛みは嘘のように無くなった。
そして、クリスの顔はなんかつるるんもちもちぷるるるん~すべすべ~になった 。
「え!すごい私の顔が!」
「そうですよね~何かあ~なるんですよね~」
「早くうちの無能な聖女様もこんな力を使って頂けたらばね~」
もちろん、聞こえた。
「おい! 無能な聖女って私のことか?あん?」
「はい」
「え!?」
「どうせ明日になったら全部忘れるんだから、まあいいかなっと」
「おい!?」
楽しい夜だった。
そして翌朝
「う…頭いてえ…って?ここは誰?私どこ?」
目を覚ました私たちが見たのは、見慣れた天井。
馬車の中だった。
……………….
ドワーフの町に拉致(?)られる前の。あの馬車。
つまり外にボッキフーデンとかがいる。
そして当然、昨夜のことは
「クリス、私、起こったら長いわよ?ごめんなさいはどこだ?あん?」
「ノ、ノ、ノリさん? 記憶···忘れると言っていませんでした?」
「うわぁ···あ··頭いってえ…話かけないで…死ぬう…」
「ノ、ノ、ノリさん?た、たすけて;;;;」
「あう…アイ~水~水くれ~」
「あう~あいあう~あぶぶ~ぶぶあ~あ~ったた~」
(ドワーフの言葉は簡単に信じてはいけないんだよ~みんな~)
彼女たちがいなくなって、また、戻ったことも知らず馬車は進む。何日が過ぎたかも知らずに馬車は進む。
何のことも無かったように。
彼女たちを迎えるためにドワーフの町に出発した人々の事は………………
ま…その…
……知らなくてもいいわ。
次回、聖女の力
自分の仕事だけをやって、自分がやった事だけに責任を持ればいい、そんな仕事がやりたいです...
何で私が知らない事の責任を取らなきゃダメなんだよ。
所説を読んで所説を書くだけの生活がしたい…………(ノд-。)クスン




