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中身がおっさんでも、見た目が聖女なら、まあそれはそれでいいんじゃね?  作者: ミマス
聖女になってしまったおばさん
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戻る道は平和すぎた。

そう言えば…私がこれを始めた日もクリスマスだったけ

まぁ…その後、何だかんだで私は城に戻った。


………と言うのは何か物足りないかな


まあ…うん、城に戻るまでの小さな“なんだかんだ”がこちら


1. ギガアントの女王との出会い


ギガアントの姉さんから、ギガアントの女王様が私に会いたいと言ったらしい。


それで着いたのは目の前の巨大なお城。


………うん、城?、アフリカにあるシロアリの塔。のでっかいバージョン?

大体そん感じ。


門の前には門番のギガアントの姉さんが二人

「あら~聖女ちゃんだよね~、女王様に会いに来たの~?」

「入って、入って~、女王様はこの中だよ~」


…………門番……だよね?


もしかしてギガアントは皆、こんな感じかな…?


城の中に入って最初に見えるのは


門番

….うん?

「あら~聖女ちゃんだよね~、女王様に会いに来たの~?」

「入って、入って~、女王様はこの中だよ~」


………うん?今ちょいさっき外で同じ…


まあ…まあ…うん….

門番を過ぎて部屋の中に入ると見えるのは


………壁?


……いや…この壁…何か..動いてる….きも


そして….階段

…長い長い…


大きな柱、周りの円筒、長い螺旋階段

でも、柱が少しずつ動いている。


まさか私、今から 登るの?この階段を?

………………………..


「はぁ…ふぁ….はあ…はあ…くっそ!きつい!はあ…はあ…誰が…ちょっと..おしてえ~~はあ…はあ…」


そして階段に沿ってしばらく登った所は


「あら~聖女ちゃん~、きたの~?長くかかったね~いらっしゃい~」

「ふええええ…」


どでっかいアリの顔


……………そうだったのか。

大きな柱はギガアントの女王の腹、だったのか。


…さっき外で見たお城..

その城の全部が…「ギガアントの女王の部屋」ってこと?

ふえええ….


「フフッ、ここに来る聖女ちゃんは皆同じ顔になるんだね~」

「そ、そうです、か」 はあ…はあ…まだきつい

「うん~みんなフエエエエ~?と 同じことを言うんだよ~」

「…それははあ…ここまで上がってきてはあ…一番先に見えるのがこの顔なら…はあ…」

「顔なら?」

「あ、いや、ふええ…するんですって、はあ…はあ…」

「フフッ、聖女ちゃんたちは皆同じ事言うんだね~ふふふ」

「そ、そうですか……」

「それで聖女ちゃん? 私が聖女ちゃんをここに呼んだ理由はわかるかなあ~?」

「それは…本人は動けなくて…ではないですか」

「もちろんそれもあるけどね、ねえ…でも今の聖女ちゃんじゃ無理かな…」

「何がですか?」

「うん~秘密、後で、後で、後で、聖女ちゃんが本当の聖女ちゃんになったら、その時に、ね?」

「えぇ……何…」

「いつか、君は本当の聖女ちゃんになるんだよ、その時、またここに戻ってきて私の、私たちのお願い、聞いてくれる?」

「え…まあ、そう……します?」

「ふふ…そう、その時は必ず、何があっても私の願い、かなえてくれると約束してくれる?」

「何があっても、ですか?怖いんですけど、…まぁ、”努力”はしてみますが」

「…うん、今はそれでいいよ、じゃあ、聖女ちゃん来てくれてありがとう、また後でね」

「…え?」


私の目の前が真っ暗になった。

そして、目を覚ました時は城に戻る馬車の中だった。

え~?え?ええええ~?


2. ス-


戻る馬車の中

「な、クリス~」

「なんですか?」

「ひま」

「じゃあ、またおやすみなさい」

「寝るのも飽きた~首痛い~

「じゃあスライムと遊びましょう」

「スライム…..」


実は今、私の足の上にはスライムが一匹…

このスライム…いつかそのスライムだ。


誰かが私の馬車に放り投げたらしい、100%クリスだろうな。


それにしてもこいつ…人懐っこい, 今も私の足の上でぷるんぷるんしている。

なかなか可愛い….

「そろそろ名前をつけたらどうですか?」

「名前か…うーん…スライムだから….」

「ちなみに、リムXとかファXファとかシャルXはだめですよ?」

「…う?…うん?うん..まあ……しないけど…なんで?」

「いいえ、なにも 」

「おい?」

「ご希望のお名前はございますか?」

「うーん…よく分からないんだけど? 何かおすすめの名前はない?」

「うーん…昔、私が子供の時のペットのスライムの名前でいいなら」

「何?」

「ス」

「ス?」

「ス」

………………………………………………………………………

…………………….

………….

……

「何、何ですか! 子供の時は長い名前がコンプレックスだったんですよ!」

「いや、可愛いなと思ってさ、フフフッ」

「少なくともペットの名前は短くしたかったです」

「分かる気はするね、いいよ~君の名前はこれから”ス-”だよ~」


ぷるぷるん!足の上のスーが激しく震えた。


へえ…こいつ…やっぱり言葉が分かるような気がする



3. 女同士ならやっぱり


「それでクリスはそのED男とどこまでしたの?」

「どこまで…とは?」

「あれだよ、あれ、ちゅ~とか、あん~とかのあれ」

「…聖女様….」

「いいじゃん~女同士だし~」

「はぁ…結婚前の娘がそんなことをするわけないじゃないですか」

「え~?手くらいは握ってるでしょう?」

「手…まぁ…手くらいは握ったんですが」

「だよね?その後は?どこで会ったの~? どうやって会ったの~? どこまでやったの~? ”あれ”やったの~?」


「変態ですかあなたは」

「いいじゃんいいじゃん女同士じゃん」

「女同士でも嫌なのは嫌なんです、聖女様に話すのは特に嫌ですね

「クリス~ひどい~」

「じゃあ聖女様が先に話してください、あっちらの世界でのきゃっきゃ~うふふふ~の話」

…………………..

……………….

「ほら、嫌でしょう?」

「…ない」

「はい?」

「ないのよ!全然!私はまだ処女だよ! 男のあそこなんて一度も見てない!」

「……………………………………………….」

「…………なによ」

「…いや、まあ…すみません

「…….」


「そ、そうですね、私がボッキフ-デン様にお会いしたのは……だいたい10歳くらいですか? ボッキフ-デン様の家でパーティーがありました」

「それはいいわ、それでどこまで行ったの? ちんこは触った?」

「へへへへへへんたい!!触ってるはずがないじゃないでしゅっか」

「あははははは”でしゅっか“って」

「も、もう! 聖女様!変態!」

「え~」

「…ま、ま、まあ…その…チュ、チュ..まではやりましたが 」

「へえ~」

「なんですか?」

「いや~?すすんでるな~と思ってさ~既にBか~もう少しでCかな~?」

「ビーですか?何ですか、そのビーとは?」

「愛のABCのBだけど~うーん…秘密?」

「愛のエービーシー?うーん…今の会話でビーまで進んだと言うことは…ビー はチュ..つまりキスでその後なら…」

「あ、それ以上は」

「へへへへへへへへへ、変態!! 聖女様は変態!!!」

顔が赤くなったクリスは可愛いかった。

そしてクリスよ、あなたもかなり変態だと思うぞ?



4. 夜、酒、女二人


寝る前にクリスと二人で飲み始めた。

ワイン…..美味しい。

ギガアントの酒、美味しい。これウィスキー?


「な~クリス~」

「なんですか?」

「それで?その…アリス?は何だったの?」

「アリスはアリスですが」

「いや…お前の体から煙のような物が出てきて、アリスがぴょん!と飛び出したんでしょう?」

「うーん…それは…家の能力です」

「へえ?」

「えと…私の名前、覚えてますか?」

「うん?クリスじゃん?」

「いいえ、フルネームで」

「クリス……以下略..ジュゲムジュゲム」


「はぁ…以下略ですか…まぁ、理解はしますが」

「で?」

「クリスティタリアリスイカンナホウキシリアテナバキリリステラフレシアッサミィユウカナリア/以下略…ジュゲム ジュゲムですよね?」

「…そういえば、そんな名前だったかも、で、それより、あんたも以下略したじゃないか!」

「/以下略までが名前ですよ!で、私がクリスで、ボッキフ-デン様と一緒に行ったのがリスティ、今お城に残っている方がティタリア 、そしてチンカツ様と一緒に行ったのがアリスです、わかりますか?」

「えっと…? あ…うん……………ん?う……うん!」

「…わかってないんですね」

「うん!」


「はあ…」

「ごめん?」

「私の家の能力はドッペルゲンガー、自分をコピーできます」

「えっと…だから分身?」

「そうも言えますね」

「へえ……双子じゃなかったんだ」

「え?」

「いや……クリスとリスティのこと、.今まで双子だと思っていたよ」

「あ…まぁ、知らない人が見たらそう見えるかもしれませんね」

「じゃあクリスはあと何人までコピーできるの?」

「今は9人くらい…でしょうか、それ以上は私としてはまだ 」

「大変なの?」

「はい…それ以上も可能ですが、いろいろとありまして」

「へえ……じゃあ、後でED男のやろうとHする時、ハーレムプレイが可能なのか~」

「しませんよ」

「そしてお一人様の時はレズプレーができるのか~」

「や、やりません!」

「最高の女性!」

「やりません!」

「そう言いながら実は~?」


クリスは目をそらした


「………………………………….」

「あ、やったんだ」

「まあ…悪くはなかったです

「へえ~」

「多分ボッキフーデン様も喜ぶのかと」

「たしかに、ハーレムって男の夢だからね?」

で、やっぱりクリスもけっこう変態じゃん



こうして私たちは無駄話をしながら城に到着し、仲間が一匹増えた


「スー降りるぞ~」

プルン~プルン~


「ジャンプど降りるんだ…」

「可愛いでしょ?」

「可愛いね」

「はまったら出られませんよ」

「そうだね、これはやばい 」

「はい聖女様、足元を気をつけてください」

「はぁ…長かったなら長かったし、短かったなら短いだったね」


プルンプルルン


「そうだね、仲間も一人できたね」

プルン プルン プルーン

気持ちよさそうにジャンプするスー、賢い!可愛い!すごい!えら~い!


「早く行きましょう、クリスマが終わる前に」

「うん?うん?? クリスマス??終わる?」

「あ~いえいえ、なにもありません」

「クリスって、たまに変なこと言うよね?」

「気にしないでください」

気になるわ

…この世界にもあるのかクリスマス

………この暑さに???


ま、まあ…違う世界だし…



今年も変わらず、ソロクリ~…(ノд-。)クスン

…カップル爆発しろ!

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