くそ女
だぶん私お待っている方はいないと思いますが…
なんかさいきん楽しくなりましたので書きます
「ではそうなりましたので、こちらへどうぞ。」
「え?」
普通の朝 平凡に一日を始まる、朝食を終えた後、自分を魔法師団の職員と名乗るこの男、 最初の一言があれだ、 いや、挨拶もしないで すぐにあれかよ。
「…何か嫌だから拒否します。」
「わかりました。じゃあ力で」
「行きます。」
そこで銀肉を出すな…え?なにまほうしだんだと言ったよね?この人…
軽い(?)抵抗の後、大まかな筋書を聞いてみると、先日アルとの話に出た疑問。
なぜ俺がこぶしから、白い光がぽよんぽよんと現れるのか、 うん、それで俺は今絶賛拉致されてる、
だらかぁ…いやなんだよMJD そして2人の記事(?)様に両腕をつかまれ鋼材で馬車に乗せられ今引っ張られているところが魔法師団…これが拉致でなければ何だ?
で、今俺が立っているところは あの魔法師団の建物の一つ、 そして目の前には魔法師団の師団長、
副師団長、師団長の秘書、アルフォンス、初めて見るおば………さん?
金髪に青い目、ほっそりした体、ハンサムだね… 羨ましいな…で、あの人間が師団長。やはり金髪に青い目の師団長よりも背が高くてほっそりとした美男、 真面目な性格の人が副師団長、金髪の青い目に10代半ばぐらいにも思えるこぢんまりした女性、愛する男の後ろを3歩離れて歩いていくと似合いそうな優しい顔の師団長秘書、ざっと40歳前半と思われるさすがに金髪青い目のやや険しい顔のおばさん…いや 女性…は誰なのか分からないな……かなり美人
アル?紹介してくれる? そこで話してばかりいないで? もちろんおばさんというのは口からは絶対出しませんよ~女性をおばさんと呼んだら死にます。 これは真実です。 経験です。それにしても 金髪の青い目、多くない? 下女の中でもかなりいたよ? 金髪青い目
「じゃあ、ケイ。これからあの現状について検証を始める」
と低い声で言うアル
聖女召喚の結果召喚されたのがこの男ですか…これはいい実験台、いや、研究対象ですね…フフフ」
いや、聞こえたじょ? お前今実験対象だと言ったんだろう? この魔法師団師団長の秘書の女!
………師団長さんと副師団長さんは何をしているかというと
「ああ君は今日も美しい やはり君の美貌は暮れない太陽のようだ」
という副師団長さん
「……いいかげんに…今日もあなたの舌はバターを塗ったように転がっていきますねぇ そろそろそのセリフも飽きませんか 脂男さん?」
という師団長さん、 あなたたちの仲悪くない? そして、暮れない太陽の人は
「今日もあなたのお世辞はこてんこてんに気持ち悪いですね。 少しは女性が喜ぶような褒め言葉をあげてください。 そろそろあなたの顔を見るのもうんざりですが」
おぉ…怖いおばさん…自分の美貌をほめる男に言う言葉がそれか。 一体こいつら何だ? どういう関係?
「今日もあなたのお世辞はこてんこてんに気持ち悪いですね、 少しは女性が喜ぶような褒め言葉をあげてください、 そろそろあなたの顔を見るのもうんざりですが」
おぉ…怖いおばさん…自分の美貌をほめる男に言う言葉がそれか。 一体こいつら何だ? どういう関係?
「…ケイ…少しは表情を隠したらどう?」
「あ、めんご、めんご、 今の状況を全然理解できず現実逃避してた」
「ああああ…」
「ちょっと理解できるように助けてくれないか?」
「…後で。今は面倒くさい」
「おい!?」
本当に後で聞いた話によると、アルの隣にいた 暮れない太陽 のおばさんがまさにあのマリアンヌ、アルの奥さんになる方だ、さらに、召喚される時はアルの横に立っていましたが、アルの筋肉の筋肉に隠れ、存在そのものに気づきませんでした。
マリアンヌさんをほめていた副師団長がマリアンヌさんをこよなく愛する妹ラブ、過激シスコムであるマリアンヌさんの兄、 そして師団長さんがマリアンヌさんの弟, うん、普通(?)に兄妹だった。 確かにあれは気持ち悪いな…つうか、師団長が弟で副師団長が兄かよ
そして師団長さんの秘書である10代半ばに見えた女の子、 先日、アルが俺に会わせたいと言ったたその人、 15歳の妹つまりお姫様になる。 どうしてお姫様が師団長秘書なのかって? 本人の強い希望があったと…まあいいか
そして問題は姫のあの発言………俺姫に解剖されるんじゃないよね?ね?
…でか…俺はアルが魔法師団と関連があるとは思わなかった…確かに騎士団だろうと思った
あの筋肉ダルマがどうして魔法師団と 関連があるの? 普通に考えて筋肉は騎士団じゃないの?それだけでなく魔法もかなり強いと…筋肉なのか? 筋肉が魔法の元なのか?
この世界は?師団長や副師団長も意外と筋肉がついてるんだよね…この世界で魔法は筋肉であるに違いない…と言うかここに来る途中で…普通な魔法使いみたいな人だちの間に何人か筋肉モンスターの魔法使いたちがついついみえたのね… ちなみにここまで俺を引っ張ってきた騎士さん?
あの二人も魔法使いだった。銀肉ムキムキだから騎士だと思ったら…何か裏切られた。
魔法使いって銀肉使いと魔法使いがあるの?
そ し て い よ い よ
………あ…長かったこいつら無駄話に1時間は過ぎた気がする…これが普通?じゃないとこいつらが変?
よやく拳のあのぽよんぽよんについてのことだが
「うん……これ回復魔法ですね」
「魔法?何ですって?」
「回復魔法です 相手の傷を回復させる せ…ケイ様が拳で誰かを殴ると、拳と相手の間で弱い回復魔法が発生します、 つまり、打たれる相手は打たれると同時に回復魔法にかかり、体力と傷が回復する…」
「……………………………………………… 打たれると回復する……何ですかその変態な…」
1時間の無駄な時間の後、また1時間近く殴りかかった結果がこれだ 俺の拳から出る光の正体は、回復魔法だった。
…………うん、気分悪い なんだこれ…なぐられたら回復だって? Mか? Mか?ドMなのか?
師団長がマリアンヌ様のもとへ行き近づいてきたのは、アルの妹である師団長の秘書のお姫様
では…聖女さん? この花に手をつけてみますか?」
と彼女は植木鉢にあった花の茎を折って俺の前に突き出す
…………うん?聖女……師団長も聖女だと言おうとしたが…止まったのに
「え…今、聖女とおっしゃいましたか?」
「聖女召喚で召還されたので聖女でしょう?」
「あなたは私が女に見えますか?」
「は?馬―鹿ですか? その顔でよくご本人を女だとお考えですね…聖女様は顔だけ変なのではなく、頭も変ですね?」
変…俺の顔が変…
口汚… あ、わかった、 アルが俺とこの女に会わせたくないという意味、この女頭がおかしい、性格もおかしい、本当におかしい…ちなみに師団長さんと副師団長さんはマリアンヌさんとお茶を飲むためにこの部屋を出たと… アルは?知らない! どこかで筋肉トレーニングでもしているだろう 筋肉が筋肉して筋肉した筋肉が筋肉する筋肉でもしているんじゃないかな?
一応…言われるがままに花に手をつけて…
「それでは、あなたの体内の魔力をこの花に送るという感じで、この花を回復させてみてください、その貧弱な拳はやめてください、 あなたがその貧弱な拳を使わなくても回復魔法が使えるかどうか見たいから、どうかその貧弱な拳はやめてください 聖女 さま」
「あ…はい…」
このくそ女…姫でなければ殺…いや、どうせ手を出したら 死ぬのはおれだ。 このくそ女…魔法強いって……は…集中 集中 …俺の中の魔力… なんだ?魔力なんて感じたことないって、とにかくこの花を回復させるって…回復…回復…もう知らない。
「あ………な…治れ…治れ…治れ…治れ…」
そして俺の手のひらで光が… ミョンミョンミョンミョン…と光りが出て、
さくさくさくさく。
……うん、 気持ち悪い、 花の茎の先から根が生え、根のすぐ上で新たな茎が生え、新しい葉が生え、新しい花が咲き… 気持ち悪い、気持ち悪い、 だぶん俺がやったけど、一体何なんだ? これ?
ちなみに魔力は全く感じませんが使用は可能なようです はは...