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中身がおっさんでも、見た目が聖女なら、まあそれはそれでいいんじゃね?  作者: ミマス
聖女になってしまったおばさん
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ギガアントの穴

結局、1週間ほど休んだ私たち。

人力(?)も一人(?)増えた。

ギガアントの穴までの案内人?になるスコルピオッスのおばあ

「聖女ちゃん?」

….

スコルピオスの姉ちゃんたちと一緒にギガアントの穴に向かった。


行く道、危険はない、らしいがわけあってまともに動けない男たちのせいで……

死ぬ寸前まで抜かれたとか。


で、スコルピオッスのおば、姉ちゃんが一人案内けん護衛にギガアントとの穴まで一緒に行くらしい。


ちなみに、カラ牛と羊はスコルピオッスの村に残しておいた。後でお城から人が来て取って行くんだってさ。


もちろん, ギガアントの穴まで平和すぎる数日、今は昼食後の休憩中

私は見つけた。


「クリスクリス、あれは何?何?」

「なにが....ですか?」

「あれだよ、あれ、草の中になんかボールみたいのが動いているなのが走り回ってるけど?」

「あ~、あれはスライムですね」

「へえ~あれがスライムなのか…」


誰が言ったっけ?ファンタジー世界最強最弱最高のモンスターはスライムだ、と


「聖女様は生きているスライムをご覧になるのが初めてでしょうか?」

「そうよ、初めてだわ~…うん?生きている?」

「では、少し待ってくださいね、持ってきますにで」

「うん!…うん?」


スライムのところへ走って行ったクリスは、ためらいもなくスライムを持ち上げて私に戻って来た。

…い、いいの?


「これがスライムです」

「え?うん?あ?、ありがとう?」

「この子たちは大人しいですから、触ってもいいし、抱いてもいいし、枕のように使ってもいいですよ、気持ちいいです」


と言って私の膝の上にスライムをドン!~

あ、スライムの重さを感じる…

「あ、あ…なんか…なんか…気持ちいい…」

膝の上のスライムを触ってみた。


やや硬いようかんのような表面、少ししっとり、がぬめぬめしない、赤んぼのお尻みたいな、母のおっぱいみたいな…でも涼しい。

なんかいいなこれ…ずっと抱きしめていたい。


そして、気持ち良さそうに自分から身を擦りている、なんか…可愛い。

私の頭より大きいのにあんまり重くない。


「なんかこれ…可愛いね」

「でしょう?、可愛いでしょう?この子たち人懐っこいですからね、朝起きたらスライムが何匹か起きるのを待っているのがハンターあるあるなんですよ」

「へ、へえ…そ、そうなんだ…危なくない?」

「それが全然~、起きるまでそばで待っているのですよ」

「なんか、犬ポイね」

「ペットとして飼う人も多いですからね、まあ主に掃除用や食用ですけど」

!!?

「え?食用!?食べる?!これを!?この子を⁉」

「はい、今まで聖女様も数百匹くらいは召し上がったんですよ?」

「え、うそ!食べた覚えないよ!」

「あははは、昨日も召し上がっておいて~」

「えっと···え?えええ?」

「昨日のパン、スライム入でした」


…………….. ((((;゜Д゜))) ⇜だぶん私はこんな顔になっている


その時、隣のED男がクリスに一言。

「クリス、聖女様に噓つくんじゃない」

「ごめんちゃい~」

「あ、あははは、あははは…噓!噓だったのか…クリス~ひどいわよ?あははははは…」


ED男:「聖女様がスライムを召し上げたのは今日のお昼です」

「えっ」


スコルピオッス姉さん:「聖女ちゃんはスライムが好きだからね~うちの村にいる時も毎日食べたよね~」

「な?!」


いつ?なに?いつ食べた?なにを食べた?え~?ええ?え~?

あんなこんなことを話している間

私が撫のスライムはぶるぶる震えていた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その後、毎回の食事にスライムが出てきたか確認しながら、気まずい数日を過ごし、私たちはギガアントの穴に到着し…穴?


…皆さんは"穴"と言えば..何を思い出すします?

私は···まぁ…穴、ですから、のことを考えるんだけど、ほらあなとか···ね?

目の前のあれは···..

お城?


野原に立っている

土のお城


そして私たちの前に立っているあれは···

四本の足、二本の腕

鋭い二つの歯、大きな目

長く伸びた触角、黒くて固い甲殻

あれは···アリ?


4本の足で直立歩行するアリ···?


右手(?)に持ってるあれは···小さな三角の旗?

小さな木の棒の先にある白く小さな三角

…あれどこかで見たような….

京都のガイドさん?

…..


私は今まで巨人の意味でギガアント→ギガーント→ギガアントだと思ったが

目の前にあるあれは···アリだった。


そうだ

ギガアントはGigantではなく

Giga/Antだった。

…………いや、その……..

いや、じゃあジャイアントって何?

ジャイ/アント?


…まあ…まあいい、まずは目の前のあれだあれ


私たちに向かって4本の足で歩いてくる大ありが

旗を振りながら、ギガアントはゆっくりと近づいてきた。


ギガアントは

「あらま~人間ちゃんだね~あらま~すこるちゃん~久しぶり~あらあら~みんな~ここまで 大変だったよね~ いらっしゃい~皆待っているわよ~はよはいてはいて~」

…どっかおばさんかい!


ED男が前に出てあいさつをする。

「ありん子様、お久しぶりです、現在こちらに滞在中のチンカツ様会う約束をしたのですが」

「あ~チンチン君の仲間なんだ~ 分かったよ~ まずは入って、入って~ お姉さんがチンチン君に案内してあげるよ~ 」


メスだったんだ…

それより..

チンチン君?

チンチン?チンチン~?


ギガアントは続けて言う。

「ボッキーできないちゃんたち、大変だったよね? 早く早く、あ?皆飯食べた?何をしてもまずは飯だよ飯!」


ボッキー?できない?ちゃん?たち???

…..

…何だろう···

何だこの···

何か…その...セクハラ?

セクハラになるようなならないような…


ギガアントは再び話を続ける。

「あ~?そっちの女の子!君君!君がクリちゃんだよね?奥でリスちゃんか待っているわよ~えっとなんだっけ?連絡を受けろ、バカ!って言ったよ?ダメだよくりちゃん~、連絡くらいは取らないと~」

「どうせ変えてほしいしかいわないんですもん~無視してもいいんですよ~」


こっちはクリちゃんとリスちゃんか…..

リスちゃんなら…クリスの双子のこだよな?


……どう連絡するのか分からないけど、二人の仲が良いようだ。


………………

うん?

クリちゃんとリスちゃん…

クリちゃん と リスちゃん

……………

まじか···

クリとリス…ちゃんか….

....

まじか


………………別に”あれ”を意図して付けた名前ではありません。本当です

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