チンカツ
聖女入院中
…
聖女だけ、入院中
筋肉痛でへろへろのおばさんが勝てる相手ではありませんでした。
あいつら魔法で防御するんだよ!! ずるいんだよ!
私にも魔法!!ほしい!!私も魔法!ほしい!
……はあああああ……ひまだ…
とんとん
だれかが門をたたく。
「は~い」
ドアがから入って来た人はクリス。
「失礼します」
「ク↗リ→ス↑私↗ひ→→→ま→→だ→→よ→↘↗↗↘↗↘↗↘↗↘↗↘」
「聖女様、後ほどお客様がお一人いらっしゃる予定です、身だしなみを整えましょう」
「え→→お客様↗?や→だ→よ↘めん↗ど→」
「大事なことがあるそうです、大変でしょうが、我慢してください」
「ところでクリス?、あんたどうした?なんかおかしいわよ?」
「何も変わった事はありませんけど?」
な~んか変だよな…またおっぱいでももんでみようか?
まあ…身だしなみを整うえええええっ痛い痛い痛い痛い痛い
筋肉が痛い!!
全身の筋肉が燃えているそうだ、うおおおおおおおおおん私はまるで人間火力発電痛い痛い痛い痛い痛い痛い
筋肉の痛さに苦しんでいる時。
またとんとんと音が。
「はい」
クリスの答え。自分より低い人が同室にいる時、高い人が答えるのではない。
低い人、高い人···下の者、上の者···
Hの時は下にいる人が声を···ごほごほ
入って来た人は50~60代くらいの男性と
…クリス
…クリス??
「あれ?クリス?」
私はクリスを見て
クリス?を見た。
「あれ~? 聖女様、どうされましたか?」
「クリス、お客様の紹介からです」
「あ、すみませんすみません、聖女様、この方はチンカツ枢機卿様です」
「プッ!」
「???」
「???」
「???」
どうしたんだ?の三人。
聞き間違えか?まじか?こっちでは普通な名前か?チンカスが?いやチンカツだった。
チンカスではない…いや、カツでもおかしいのでは?
「ご紹介いただいた、枢機卿の一人、チンカツです、今日はバカタレ様からの命令で聖女様の出張についての話のため来ました」
「……出張、ですか?」
それより、馬鹿たれ?様?
「いろいろとご多忙とは存じますが、聖女としてここに来られたからには、何かしらお仕事をして頂きたいと」
「へえええ~勝手に召喚しておいて仕事までしろっと?」
「まあ…···それは本当に申し訳ないと思います、けど、この国には“働かない者、死ぬ方がまし”と言うお言葉がありまして、昔の聖女様のお言葉ですけど」
「ひど!」
「労働力にならない人って、じゃまにしかならないですからね、寄生虫よりも下なやつら、森の肥料にしか使いどころなし、と昔の聖女様がですね?」
「こーわ;;;」
「それでまあ…お願いします」
「は、はあ…」
「出張が必要な場所は三つありますが、聖女様にはその内二つの場所に行ってほしいです」
「三つの内二つですか?」
多いな…
「残りは私が行きますので」
「まあ…それで、私が行って何をすればいいですか?私はこの世界についての何も分かりませんよ?」
「何も」
「何も?」
「はい何も、行って、顔出しして、できるだけ早く逃げて、休む、それだけです」
「え?」
“できるだけ早く逃げて”???????
「必要な事は一緒に同行する者が全て片付けるので、聖女様は顔出しだけでいいです」
「え……」
「それでその···出張ですが···」
「は、はあ…」
「え···と、エルフの町と魚人の町に行っていただければ···と」
その時,隣のクリスが大声で話に割り込んできた。
「枢機卿!!いきなりエルフと魚人の町とはあんまりではありませんか!この世界に後ろ盾がなく、立地もまだ弱いのを利用して、辛い事は押し付けるつもりですか! まさか聖女様を苦しめるためですか!」
「鳥人の町よりは良いかなと思ったけど」
「あ、ああああああ↗↗↗↗↗↗↗↗↗↗↗↗↗↗!!!!申し訳ございません枢機卿様!!!!私が愚かでしたああああ!!!!!」
「いや···いい、私もこの話を聞いた時、ついバカタレ様をぶっ殴りたいとおもったからな」.
…
…
…
しばし後、落ち着いたクリス
「申し訳ございません」
「よいよい、聖女様を考える君の心、良く分かったよ」
「この恩、必ず!」
「ハハハ、正直、短剣くらいは飛んで来るんじゃないか?と思ったけどさ」
「いやまさか…」
「マクッシムス君は斧を投げたけど?」
「お、父様が斧を……」
…
…
気になる···
「あの…エルフの町とか魚人の町とか…何か問題が?」
「………」x3
三人揃って目玉がタップダンスを踊りだす。
あれ~?
あ、れ~?なんだなんだ?
「行ってみれば分かります」
あれ~?
…
…
…
「それでは大まかな日程についてですけど」
「あ、はい」
「まず長い方と短い方どっちがいいでしょうか?」
「は?」
「ドワーフ、エルフ、ジャイアント、魚人、獣人と会うコースと、エルフと魚人にだけ会うコースがありますが、どっちにします?」
「獣人!!長い方で!!」
獣人獣人獣人獣人獣人獣人獣人獣人獣人獣人獣人獣人
ケモナここにあり!
「では長いコースで」
獣人獣人獣人獣人獣人獣人獣人獣人獣人獣人獣人獣人
もふもふもふもふふもふもふもふももふもふもふ
私一人で期待感に溺れている時、私以外の人たちは今後の日程を考えていたらしい。
まあ、私は知らないからな何も。
こちらはクリス&チンカツの対話
「チンカツ様、出発はいつごろになりますでしょうか?」
「来来週の月の日だな」
「分かりました、ではその通り準備を始めます」
「聖女様の世話をよろしく」
「はい!」
チンカツとクリスの対話が終わり
少し後、チンカツとクリス?が部屋から出た。
いや、だからエルフと魚人がどうしたの?
クリスと二人になった私は
「あの、クリス?」
…
…答えが無い
…
「クリス?」
…
…
答えが無い。
…
…
「ねえ、クリス?どうした?」
「え?あ?あ、もしかして私を呼びました?」
「ここにクリスがあなた以外に誰かいんの?」
「クリスはここにはいませんよ?」
「何言ってんの……」
「あ~!もしかして聖女様、私をクリスだと思っているんですかあ?」
「………違うの?」
「うふふふふふ~ま~~~だ私がクリスに見えるのかい~」
「面白くないんだけど??」
「ふふふ、実は私、クリスじゃないんですよ~」
「じゃあ、誰?」
「うん~教えてあげません~」
「じゃクリスで」
…
…
ちゃめっけマックスのクリス?
教えてくれないならクリス?でいいわ。
「ぶう~少し悩んでくださいよ~」
「やーなこった」
「ぶぶ~」
「それで?エルフと魚人の町がどうしたの?」
「それ、は···」
「危ないの?」
「……………………い、行ったら分かります」
と言って部屋から逃げるクリス。
「な、なんだよ一体」
それからの事なら。
色々やって、もう一回入院したり。
私の前の聖女と会ったりした。
次回に!前の聖女はガバマン
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病院の廊下, チンカツとクリス
「どころでリスティ君」
…
…
「リスティ君?」
「あ?はい?私のことですか?」
「そうだが?」
「申し訳ございません、チンカツ枢機卿、私はリスティではなくクリスです」
「あ、あれ?」
「妹は今、聖女様と一緒にいます」
「あ、あ···そ、そうか、じゃあクリス君」
「はい、枢機卿」
「聖女様は···少し年があるようだが、もしかして結婚はされましたかな?」
「あちらの世界にいらっしゃる時はまだ一人の身だとおっしゃるました」
「そうか!では、もし私の息子を聖女様の結婚相手として申請しても失礼にならないかな?」
「枢機卿の息子なら···まさか、ドスケーベ様のことですか?」
「だな」
「ドスケーベ様なら、聖女様にどてもいい相手になるかと思います、年齢も一緒ですし」
「そうかそうか」
あんなそんな話をしながら歩く二人だった。
「では、バカタレ様によろしくたのむぞ」
「はい、任せてください、チンカツ=アナアールホジリ伯爵」
「ありがたい、クリスティジュゲムジュゲム君」




