わんちゃんと妖精さんと迷子と
あ…足いてえ~
あ…お腹すいた~肉食いてえ~
止まらない雨
とぼとぼ歩く俺
馬車から出たときは、まず馬車から離れることが大切だと思った。
そりゃ雨はまだ降っているし。そのまま土砂崩れもう一発!とか?
血の匂いを嗅いで狼とか熊とかな?
考えなしに歩いた結果が…
…完全に迷子になってしもった。
ですよね~俺の人生楽になる方がおかしいですよね~とりあえず下へ下へ
ああああああああ、腹減ったああ…
歩く途中で赤い実を発見 → 食べられるのかな?→一口ぽい→…→「うええええまず…」
ゲロするヒロイン(?)
こんな時に異世界伝統の感情スキルでもあればいいのにさあ···
「腹減ったなぁ…」
周りに食べ物もなくただ下へ下へ…
「あ…くっそ…こうなると知っていたら馬車の中を探してみればよかったかな…」
腹減ったああああああああああああ..
…
疲れるから心の中で叫びます
…
どれくらい歩いたんだろう?
道だ
「道だ!」
道だ!!!
道を道けった!…見つけた。落ち着け俺。こんなのダジャレじゃないわよ
“このダジャレをやったのは誰じゃ”より下のレベルだからな
この道に沿ってずうっと行けばいつか人の住む場所に行けるだろうな?
道に沿って前へ前へ…
あ、でもまさか山賊とかに会うのでは?それはやばいな……
……
……
…
はい、会いました。
わんちゃん…なら良かった…狼でした
色は白、大きさは…頭が俺の腰くらいの…けっこう小さいほうだな?
白い小狼?…がだった1匹…1匹だけ?小狼が?変だな?
…いや、そんなこと考えたいる余裕はない。だってあいつ俺に吠えてるんだよ。
歯をむき出して、あ…くっそやば…
チンピラにルーティングした短剣を右手に持って左手を少し前に···
左手は手添えるだけ…
もし噛まれても後で魔法で何とかなる!だぶん!…だぶん?
「カオン!」
と飛びかかる狼
あいつの口の方へ左手をぶすっと…あいつはそのまま俺の左手をガブリ
「いってええええくっそがあああ!!!」
俺はそのまま右手の短剣を狼の目にぶすっ
「きゃあん」
痛みで俺の腕を離して後ろに離れる狼
そして狼の腕は。
……
血がだらだら…指が一本無い!
「いってえええ!」
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い..
くっそ!!!治れ!治れ!治れ!治れ!治れ!
なんか光った、治った
…治った…指もじゃんとあるし…
すげええ……痛くない…
すげえなこれ…
ほう…魔法って本当、はすごいもんだな…おい
「へへっ、これがお前と俺の違いなんだよわんちゃん。分かったら諦めて戻りな?」
「ギャルルル」
…だが、また飛びかかる狼。
「だからもうあっち行っけってば!」
再び左手を口の方へ…避けた!?
左手を避けて俺の首に狼の牙が!
「くっ!」
くさっ
「くぅ…」
「くぅ…」
右手の短剣が狼の胸に
狼の牙は俺の喉に
…
…右手をねじって!
「くぅうぅ」
狼の胸に刺さった短剣をねじって押し込んでまたねじったら短剣がどんどん中に
右手に流れるのは狼の血だろう
何度も何度も
少し後、俺の喉をかみつけていた狼の口から力が無くなった。
そして“ばたり”と狼の体が地面に倒れた。
「クッ」
喉から血がだらだら漏れているが…
とりあえず生きている。
なら魔法で何とかできる。
とりあえず…治れ、早く、治りなさい
喉から痛みが無くなる。
体のあっちこっちから痛みが無くなる。治ったZE
…
すげえぇなこれ…
「くっそ…もと軍人をなめないでくれよ」
…
に…2年だけだったけど
…
どころで…
「狼の…肉か…」
…
…
「しょうがない…のだろうな?」
まあ、このまま飢え死にするよりは···ましだろう。
後ろ足の皮をむいて肉をくりぬいて
……もぐ···
「…めっちゃまずい…」
やっぱ肉は火を通して食べなければならないね..
もぐもぐ
「まずい…」
もぐもぐ···
まずい生肉だが、 飢え死にするよりはましだろう。
足を一本は切って非常食に..
そして残った体は···埋めてあげようっか…
「シャベルがあればいいんだけど…無理だな」
「木の棒とか広い石とか無いかしら…」
「あ~ほんま死ぬかとおもだわ~…まあ死んだら死んだことでまあいっか」
「どうせ誰も気にしないだろうな…」
死んだ狼にぶつぶつ文句を言いながら短剣で土を掘っている迷子…
…雨ので濡れた土地柔らかくなかった。石めっちゃ多い!
…雨、止まんないな…
その時だった。
【ほう…】
頭の上から声が聞こえた。
いや?音ではない。
まるで頭の中で響くような音。
「なっ?」
…
後ろには5トンダンプくらいの真っ白い狼が俺を見下ろしている。
「…ほげえ…」
…山越え山、狼越え狼か···
【人間のメスにやられたか?…情けないやつだ】
また聞こえてくる···頭の中で響く音
「え?言葉を…」
大きな狼が話す。
【柱よ、そこでくたびれているやつは妾の子だ】
「え?」
…はしら?かしら?あしら?って、俺のことか?
【そろそろ独立してさせるかと思い、外へ連れてきたがこんな最後になるとはな】
頭を垂れ下がり死んだ子を見る大狼
「あ…あ…あの…」
【君が謝る必要はない。弱いものは死んで次の命への礎になる。それが自然の摂理、妾が恨むのは子を強く育てない自分である。さすが腹の中に子を宿った者の生きる意志は強い物だな】
「え?」
今このわん子今なんと言った?
「え..え?」
腹の中?子?
その時だぶん俺の顔は
ぽかん~となっていったんだろう
【ふむ?まだ自分で気づいていないのか?まあいい。パパ様の言葉もある。お前に復讐はしない。妾も次はもっと強い子を育ててみよう、柱よ、その子は妾が持って行く】
と言って、子狼(足が1本ない)をく加える大狼。
「あ、あの!」
【何じゃ?】
「そ…あ、足…これ…」
俺はさっきの非常用の足を差し出した。
…
バーーーカか俺は…母親に自分が殺した子供の足を差し出すばかがいる?
【ふむ…それはお前が喰うためのものだろう?】
「いや…その…お子さんの身だから…」
【持っていけ、お前の命を繋ぐために必要だろう】
「え..」
【では、後で会う時はまたパパ様お言葉がある時きだろう、その時まで元気でな】
と言って、狼は森の中へ消えた。
…
…
「この世界の狼はしゃべるしおっきいな…それはともかく、俺の腹に…子供?まじ?俺、妊娠した?」
いや、まさか?そんなことやった記憶な…………あ、ある
「あ……」
…あれかあぁぁぁ
あるんだ…あるんだなこれが···
あれだな~あれしかないな~…………………くっ
この時“パパ様”とかは全く頭に無かった
それから二日くらい歩いたか?狼の足はもうすでに骨になって土の中だ
そろそろ食べられる草でも探すべきかな~と思っている時だった
あれが現れた
「ちちっ!」
「ひゃっは!」
「うっひょ!」
前に現れたのは森の妖精···だったらいいんだけど…···
頭の高さは俺の腰くらい緑の体長い耳
「ゴブリン…」
が五匹
正面から出くわしてしまった
あ、Fuck!、やべ···
「うん?何で人間のメスがここにいるんだよん?」
「えっ?しゃべ…?」
ゴブリンがしゃべる!
「人間、何してるん?ここは人間にはあぶないんだよん?」
「あ…あの…」
「どうしたよん?」
「お話しできるんですね?」
「なに言っとるん?どっかいたいん?」
「…襲わないですね?」
「え、おめえ、そっちの好きっけのけな?だめだよん、お前おっきし白いし、かりかりだしもてねえんだよん~」
「…………………」
「それよりお前、どしたん?ひとりん?」
「あ、はい」
「この森、あぶないんだよん?出るほうがいいよん?」
「ああ…そうしたいのは山々ですけど、俺もここに入りたくて来たのじゃなくって、出方がわからないんです」
「そうっか~だいへんだなん、じゃあ、ついてきなよ~」
「え、はい?」
「なにしとるん?ついてこいよん」
「あ、はい」
…なんか…なんかな…なああんか…違う!
ま、まあ?ついてこいと言うし…一人よりはましかな?
で、ゴブリンたちをついてきて 到着したところは
山中の洞窟。
まさかここに入ると…···!!!きゃあ~や~ら~れ~る~とか?
「ここで休めばいいよん火もあるしあたっかいよん~」
「あ、はい」
すみません、頭の中がエロ漫画ですみません。
…
…
洞窟の中にたき火をつけて何匹のゴブリンと一緒に体を温めている中、一匹のゴブリンがちかずいてきた
「人間、あなたの服は濡れてしぼのぼのだよん、それはぬいてこれはけばいいよん」
と言いながらなんかの毛皮を手渡すゴブリン
で?ぼのぼの?
「あ、りがとうございます」
「服はあたいがなおしてくるよん~」
「あ、はい、ありがと」
「いよんいよんお互い助け上げるんだよん~」
「あ、じゃ、俺も何か助ることなんでしょうかね?俺、回復魔法とかできますけど」
「けがリンは多いよん~でも今は休むほうがいいよん~けがリンは逃げないよん~」
「あ、はい」
けがりん?
…怪我人のゴブリンヴァーゾンか?
何だろう…なんか癒されますけど?
まあ…次の日
朝飯は…
なんと…ナン?だった
少し砂?ぽいが
「ここにけがリンいっぱいいるよん~好きなだけやえあばいいよん~」
「わかりまし…た?」
そこには…
腕が一本無いゴブリン、足が無いゴブリン、体の半分が無い、どうやって生きているのかも分からないようなゴブリン、などなど…
「あたい言ったよん~この森はあぶないよん~」
「そう…見えますね」
あの頭が半分無いゴブリンは生きているの?死んでいるの?
「いちよここのゴブリンは皆生きているんだよん」
「そう…ですか」
「ここはたのむのよん~好きなだけ魔法うかえばいいのよん~あたいは飯作りにゆくのよん~」
「…はい…」
それから三日
俺は怪我リンたちに魔法をかけた
そしてもう怪我リンが無くなって俺のやることが無くなった
そしてまた次の日
「人間、なかりんのことありがとだよん」
「いえいえお互いお助けするのでしょ?」
「そだよんそだよん、でも人間がなかったら皆いつか死んだよん、だからありがとだよん」
「あはは…」
「じゃ、次はあたいの番だよん」
「はい?」
「人間がこの森を出るようにだすけるんだよん」
「あ」
そう言えばそうだった…
「人間の住処は知らないよん、でも人間のの道までは一緒に行けるよん~」
「それだけでもありがたいですよ」
「今日はゆっくり休んで明日出かけるのよん」
「はい」
そうやって俺はゴブリンたちと森の外へ出発した
やく三日後、俺たちは森を出て人間の道まで他ろりついたのだ。
三日の間のことは…まあ、別に?なんもなかった
「人間、この袋に一週間は食べるパンがあるよん、人間の住処は知らないけどこの道は人間がよく通るから問題は無いと思うよん」
「はい」
「それと、もし人間が危なくなったらこう叫ぶのよん、ソンバリハルプムイだよん」
「え?」
「ソンバリハルプムイだよん、近くに他のゴブリンがいればきっと人間を助けるのよん」
「それオークたちにも似てる言葉を聞いたような…」
「オーク?」
「はい」
「そうだよん、オークもゴブリンもなかリンだよん、もう人間もなかリンだよん」
「ふふ、ありがとうございます」
「じゃ、あたいたちはもう戻るのよん、人間、げんきなよん」
「はい、ありがとうございます、ゴブリンさんたちも元気に!」
「ばいに~だよん~」
「ば、ばいに~?」
「そこはばいなら~だよん」
「ば、ばいなら~?」
「そうだよんばいに~にはばいなら~だよん~」
ばいに~にはばいなら~か。
…………………
ばいに~もばいなら~もどっかで聞いたような…
…………………
で?なんと言ったけ?ソンバリハルプムイ~?
あれて…やっぱ Somebody Help me なのでは?
…………………
…
…
さあ…また一人になりました
とりあえず前へ行ってミマスか
目が前に付いているのは前だけを見て進むためだからな
……
…?
俺、今何と言った?
本当にすみません
生きるだけでもいっぱいです
最近はめんどゲフンゲフン…
スランプに…でことで…
どうせ誰も見てくれないだろうな~と思って少し拗ねていましたけど
“アクセス解析”というやつがありましたね
毎月200~300人くらいの方々が見ていました
私のこの汚い物を…
まじか?
…いや、まじか?




