プッ子+@
西の森に入る直前, 森の前で
ポヨン~ポヨン~
………
ポヨン~ポヨン~
……
「おい…」
「あ?」
「あれは何だ?」
「何が?」
「あれ、ポヨンポヨンて…」
「あ…スライム?」
「…スライム?あれが?」
「あ」
「…スライム…」
あれが…
大きさは大体…バスケットボールくらいのサイズで青い塊
形はあの有名ゲームに出てくるような…あの有名小説に出てくるような…
まあ、大体そんなゼリーの塊がポヨンポヨンと走り回る
……スライム……
ポヨン…ポヨン…
「あれ、大丈夫か?」
「え?何が?」
「いや…危険じゃない?」
「全く?」
「じゃあ触ってもいい?」
まさか触ってもいいとは…
「いくらでも?」
「…え?本当?」
「あ」
……
「じゃあ」
俺はスライムのところに歩いてみる…
誰も止めない…
ポヨン?
ポヨンポヨンポヨン
スライムが俺を発見(?)したように俺の方に近づいてくる
…
ピタリ
…ポヨン?
…ぴとっ
..冷たい、柔らかい
プルプル
気持ちよさそうにぷるぷる震えるスライムくん
…あ、可愛い
「どうだ?」
「あ、ああ…可愛い…」
「スライムは行動も遅いし、攻撃性もないし、他の生物にくっつくのが好きなんだ」
「…くっついて何してる?」
「食べる」
「何を?」
「垢とか?」
「マジか」
「冷やして砂糖をかけて食べるスライムは夏の風物詩だな」
「食べる!?」
「まあスライム自体は何の味もないけど」
「あまり食べたくはないな…」
「ん? お前たまに食べるじゃん?」
「え?え?」
「デザートで良く出てくるんじゃね?」
「………」
まさか、たまに出てくるゼリーとか…
違うよね?
…違うよね?
ピョン!
急にスライムが俺に飛びついた
「キャッ?!」
…いや…キャッ…て….
俺が触っていたスライムがぴょん!と飛び上がり、俺の胸にぴったりとくっついて
俺はそのスライムを抱き締めたまま、バダンと座り込んでしまった。
「何してるんだ、お前は?」
「いや、スライムが飛び込んで…」
「ごれが正に“スライムに負ける”か…」
「あ?」
「“ 油断しすぎて負けるはずが無い相手に負ける, 油断大敵”で意味だ」
「…………………」
「あ、あ、ああ~何か涼しくて気持ちいいなこれ」
「そうか」
「…連れてきて 飼うか?」
「構わない」
構わないかい!
「何してるんですか?」
「うん?マリ?」
「何してるんですか? さっきから?」
「ああ、ケイがスライムを見つけて今あんなに」
「ああ、スライムに負けましたね」
「だな」
(“スライムに負けるほどバカだ、弱い、全く使え無い人”の意味もある)
「それで?そのスライムを 飼いたいと?」
「いや、必ずしもは…」
「ケイはスライムが好きですからね、まあいいでしょう 」
「あ、はい?」
「スライムの健康管理には気を付けてくださいね?」
「えっと…俺がスライム好きってことは…」
「好きですよね?普段からよく…」
「スライム見るの今日が初めてなんですけど?!」
「よく召し上がるじゃないですか」
「えぇ…」
「では、私は戻るので、遊んだら帰ってくださいね?そのスライム、飼うんじゃないなら晩飯に使うので」
「えぇ…」
「それで?どうするの?」
「…飼う…かな? 殺すのもかわいそうだし」
「そうか?じゃあ名前でもつけておけ」
「ふむ…スライムだからリムウブッ?!」
「バカ!その名前は“ダメ”だ!」
「はあ…だめか?」
「おい…」
「めんごめんご、じゃあ…ファルウブッ!?」
「おい」
…
「…なぜ…」
「その名前も“ダメ”だ」
「シャ…」
「“ダメ”」
「スラリ」
「“ダメ”」
「うう……」
プルプル
胸に抱かれているスライムがプルプルと震える… プルプル?
「じゃあプルプルって震えるからプルッコ?…プッコ?」
「まあ、その名前は“安全”だな」
「…何だ? 安全て」
そしてスラ…いや、プッ子は来る時に乗ってきた馬車に乗せておいた。
「ここに置いていてもいいの?」
「ああ、まあ問題無いだろう、スライムだし」
「大丈夫でしょ、スライムだし」
「大丈夫ですよね、スライムだし」
「なんやこのスライムに対する信頼」
「でもスライムだし」
「そうだね」
「そうですね」
「…」
いや、ほんまなに?このスライムに対する信頼は…
「じゃ、フッ子、ここで待ってましょおねぇ~~?」
プルプルプル
ポヨンポヨン
なんとゆうねん…
……
「分かった、かな?」
「さあ?」
で
スラ、いやプッ子は俺たちが森にいる間、馬車の中で大人しく待っていた…
スゲー
以後、帰る時に横になっている俺の腹の上にいたり、隅で寝ていたり、俺やシリウスやブリーに抱かれていたり、枕の代わりに書かれていたり…大人しいすぎやんおめえ…
ということがあった。
それをどうして今話すかというと
「キッ!!」
プルン!
「キキッ!キッ!」
プルンプルンポヨン
「キッ!」
ポヨン!
クロス!
…今、目の前でユッサ子とプッ子が………けんか(?)しいる。
クモとスライムが踊って遊ぶことにしか見えないけど
「キッ」ゆっさゆっさ ぽん
(ぽん?音が変わった?)
ユッサ子が踊り初める
プルンプルンポヨン~プルンプルンポヨン~
あ、フット子が真似してる
……仲がいいのかな?
…
「ケイ遊ぶのは後にしてそろそろ出発しましょう」
「えぇ~嫌ですう~ユッサ子とプッ子のと踊りもっと見たいですう~」
「で、殴られたいと?」
「早く行きましょう」
というわけで
また来ました~ 魔法師団
なぜ来たかというと…
女になったから、あれですよあれ
「3回目ですか、多いな」
「普通は1~2回ですからな」
「いいから早くしてください、戻ってユッサ子と遊びたいです」
「おぉ…この人…もう王家に慣れたのかな?なんて王家の女らしい言葉だ」
「あ、やっぱり王家の女はこれが普通ですか?」
「そうですね、この国の王家に正常な女性はいなうががががががががががが」 バリバリバリバリ
…
..
.
「何ですって?」
「くそばば」
「何ですって?」パチパチ
「くそば、婆ばばば婆ばばば婆」 バリバリバリバリ
「さあ、始めましょう」
「ああマリアンヌあなたは今日も美しい、ああ、そしてとなりの君も美しい初見だが私はあなたに惚れ、私と楽しい時間をばばばばばばばばばばばばばばばばば」バリバリバリバリバリバリバリバリ
「うるさい、早く終わらせてやることがありますから」
「…うぅ…子供の時はお兄ちゃん愛してるよ~って、ぴったり、くっついあががががががががががががが」バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ
「うるさいボケ!」
…
…
「仲いいな」
……貴族はこれが普通なのか…それともこの国ではこれが普通なのか…
「ケイ?」 ニヤリ
「さあ、始めましょう!先が遠いです」
まさか俺もあの変人の一員になるのか
さって、めんどいからスキップ
名前:ケイ
性別:"今"は女性
年齢:永遠の17歳
クラス:聖女
体力:不明/不明
魔力:測定不可
馬力:0.0000000000001馬
ステミナ:不明
状態:魅了、魅了、魅了
スキル:聖女の力(未完成)
称号:ユッサ子ママ、プッ子の餌、聖女(笑)
性別…うん、まあね?
年…永遠の17歳…なに?俺、ケイミング城から降りてきた永遠の17歳、歌って踊るアイドル、ウ…いや、やめよう。
体力魔力スタミナ… 馬力…馬力?
で、ユッサ子ママ、プッ子の餌、聖女(笑)
ユッサ子ママ…それはいい、プッ子の…餌?餌?餌?
…聖女(笑)…(笑)…(笑)…
これ、アナルのやつだ、次会ったらあいつのアナルに拳 打ち込む。
…………………………
………………
…
「師団長さん?ふざけが過ぎるのでは?」
「…違います…」
「少しお殴らせても?」 にっこり~
「…違います…」
「お金太郎、お蹴りますよ?」
「…違います…」
…………………
「ケイ遊びは終わりです次行きます」
「え、まだこいつ…」
「気持ちは分かります、後で時間あげます」
「ブウ~」
「いきますよ」
「それでは次は神殿です」
えっ?神殿?
「神殿ですか? 」
「はい」
「ここで信じる神はどんな神ですか?」
「それは神殿に行く途中で説明します」
「創世神はこの世界を創った初めの神」
「日の神はこの世界に生命に力を与える神」
「月の神はこの世界の生命に安息を与える神」
「水の神はこの世に生命に進む力を与える神」
「地の神はこの世に生命を育む神」
「森の神はこの世に生命を生む神」
「火の神はこの世界の生命の未来を作る神」
「風の神はこの世界に生命を未来へ送る神」
「雪の神はこの世界の生命を未来へつなぐ神」
「私たちの世界の9人の神様によって作られています」
「あ…多いですね」
「まあ覚えなさい」
「え?覚える?」
「あなたに必要ですから」
「え…?」
なに?必要?なんで?
「あ、見えますね」
「…わぁ…くっそでか」
何々大聖堂
この一言で分かるかな?
わぁ…めっちゃくっちゃ大きい…
「…何ですって?」
「…すごく…大きい…です」
それでその大きな聖堂、いや神殿で何をするかと言うと…
中央の…何か尖った石像
左右に4つずつ建てられた様々な形の石像
+中央の石像の下にある女性の石像
9つあるのを見ると、これらの石像がそれぞれの神の石像らしい
+1の女性はなに?
「あの石像がそれぞれの神々をですか?」
「はい、ケイ、あなたは神々に祈り、感謝の贈り物を捧げる方法を学びます」
「え…」めっちゃいやですけど!
「まあ、踊るだけです」
「お、踊るんですか?」
「歌も」
「歌…」
「祈りも」
「いの…」
「まあ…がんば」
「」




