鉄の臭い
オークの族長に会った時はいい状況ではかった。 前方で戦うオークは4体、子供が10体、子供たちを守るメス(?)オークが7体、前方4体のオークは全員傷を負い体のあちこちから黄色い膿が流れている。そのうちの一体は船に怪我をして流れ落ちる内臓を片手で防ぎ、片手で斧を持って立っている。
ああ…早く治さないと…
「オークたち!後ろに行け!ごこは我々に任せ!盾は前方で壁を!兵士たちよ恐れるな我々には聖女がいる!」
「人間!来るな!子供たちを連れて逃げろ!」
「魔法使い!火を! 汚染されたオークを燃やせ!」
「人間!私たちはもうだめだ!子供たちを頼む!」
「おめーらは黙って後ろに抜け!」
いや、アルさんよ……
「父、その人間の言うことを聞くがいい」
「グラ!どうしてお前がここに!?」
「父、あのおん…男、黄死病を治せる」
あんた、今迷ってたな? な?おい
「え…?男?女?」
「…え…じゃ、男?」
「お前…頭…大丈夫か?」
「…あ…うん、たぶん?」
おい、お前ら… 殺すぞ?
「とにかくあの女みたいなのに男って言う女?に行くんだ、だからこっちに来い」
「…本当に頭大丈夫か?お前?」
「あ?えっと…今はそんあこといいから」
……お前らね…
「まあ…うん?」
「ぶつぶつ言わないで早くこっちに来い森豚が!そんなに死にたいか?」
だから話をちょっと…優しくね?俺、だってこいつらぞっとうじゃい
「森豚…」
「父、あ見えても治るのは本当だから」
まあいい、とりあえず森豚のやろうたちが集まったし
えっと…こいつらじぇんぶ直せばいいんじゃね?よーし一肌脱っでみましょか、きれいになれ豚やろ! おまけに傷も治れ豚やろ!
「このボケカスが! きれいになりなさいっ! バカタレがああああ!!」
おまけでストレスも少し
…
…
???
「え?」何も起きない?
「え?」ケイ、今何て?
…
…
…
「おい、人間何してるんだ?」
「お前やっぱ頭が?」
…
..
ピ!カアアアアアァァァァァァァァァァァ
「ああああ! 目!!」 ←森豚父
「目が!!!!」 ←俺
「クアアッ!!」 ←森豚息子
何だよ、この時間差!!この光!!
…
…
…
だから、これギャグシーンじゃないから…
…
…
まあ、何とかなったから、めでたしめでたし?
次は盾兵たちだな?
「警告!右から何か接近中!」
え?
「ウアアアアア!」
「サ、サティロス!」
「くっそ!よりによってサティロスがよ!」
右の方から何かが出た
シャティロス、ヤギと人間が混ざった…二足歩行の…?
「サティロスは人間と仲が悪いですか?」
「人を襲ったりはしませんが、誰かが彼らの領域を侵犯した場合、侵入者やサティロスのどっちかが皆殺しにされるが選択肢は二つの中で一つしか無いです、領域外に逃げてもその者たちが死ぬまで追いかけてきます」
「頭がぶっ壊れたやつらですね…」
「まあ…はい」
…挟み撃ちか…
「今回はオークたちがサティロスの領域に入って処理に来て我々と出くわした、と考えられますね」
と言うお隣の騎士さん
「つまり?」
「付いてない」
くっそ!
「汚染されたオークを処理せよ右·盾と槍で壁を作れ! ケイ、マリ左へ!オークたちもごっちに頼む!」
「分かった人間、元々我々が原因だあの頭おかしい女への恩もある、全力で戦おう」
…こいつ!
汚染されたオークはあと2体、 シャティロスは5体
左に移動し、サティロスの方を見た
サティロスはヤギ人間といえる見た目だ、二足歩行のヤギ。
あの目と足は完全にヤギだな
身長は2メートルあたり、手に持ったのは剣と斧か、尻尾は……触手?触手の先が蛇の頭のような触手が二つ…
「警告!左側からサティロス接近中!5体」
「なっ!」
「ケイ!」
「アル?」
前方にいたアルが数人の兵士と一緒にこちらに近づいてくる
「ケイさっき汚染されたオークとの戦闘で負傷した者だ、治療を頼む、浄化は少し後でしてもいい」
「あ、うん」 浄化?
…あ、まぶしいあれか
「治療しながら聞けケイ、今サティロスに左右から挟み撃ちにされている、我々の後ろには非戦闘員のオークがいる。彼らを捨てて逃げられない、マリは右の支援を頼む、私は左をに行く」
「分かりました」
「ケイは治療に専念するように、前方に出ないでいつも槍兵より後ろにいるように」
「分かった」
「ケイ」
「うん?」
「緊張しなくてもいい」
「緊張しないよ」
「ケイ」
「しないから」
「そうだ…他のことよりまずお前自身の安全を考えろ、分かった?」
「あいコピー」
緊張、するわ、でも仕方ないじゃん?今もあっちで誰かが死にかけてるし、あっち世界で軍人だったと言っても実戦に投入されたことも無いし、俺がしなければならないことがあるから怖がるのはすべてが終わってからしてもいいだろう?
「ケイ、私は前方に戻る、護衛を信じろ」
「あいコピー」
「……」
「分かった」
「そうか」
アルが前方に向かい、俺は護衛の騎士と共に右側に向かった。
右側で負傷した兵士たちが後ろに抜けて集まっているからあの人たちを治療して左側に行かなければならない
「お願いします」
「はい」
一人ずつ治療しては時間があまりにも長くかかる、すると
魔力を体の外に広げて負傷兵たちを包み込むようにして…
「痛いの痛いの全てとんでけっ!!!」
負傷した兵士たちの体が白く光る、成功~フフ…やっぱりチートだわ、俺。
次は左、俺たちは左に向かった
「負傷兵たちを一か所に集めてください!」
「ケイ?!」
「右側の負傷兵たちは治療できたよ、向こうはしばらく大丈夫だと思う、負傷兵を集めてくれこっちも治療するから」
「ケイ!」
急に 視界が暗くなった、何か暖かい物が顔をまかれた、慣れ親しんだ臭い、生臭い鉄のにおい、あいっちの世界で毎日、手首で…あれの臭い
ああ…こんな展開…いやだな…
申し訳ありません、すごくひさしぶりです
仕事が忙しいし 体調が 良くなくて退勤後すぐ寝る日々が続きました
待ってくださった方がどれくらいいらっしゃるかわかりませんが、もし待ってくださった方がいらっしゃったら本当にありがとうごじゃいます




