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中身がおっさんでも、見た目が聖女なら、まあそれはそれでいいんじゃね?  作者: ミマス
聖女になってしまったおっさん
22/79

唐辛子、ドラゴンフルーツ、若布、虫、聖女


「はぁ…」

「ケイ、手が止まっています」

マリアンヌ様と一緒に働くようになってからかなり時間が過ぎた…

今も俺の日常は


朝:起床-簡単な運動(強制)-朝食-マリアンヌニムと仕事-

昼:昼食-基本教養-礼儀作法or魔法教育-

夕方:花嫁教育-

夜:簡単な運動(強制)-お休み


そして休みの日には運動したり病棟に寄ったりあるいは…アナルにいじめられたり

……大変だ…肉体的には大したことないんだけど…

「ウアアアアアアアアアアアアア」

「ケイ、うるさいです、そして手が止まっています」

マリアンヌ様、ウォーカーホリックだよ…


「そういえば、しばらくアルとは会っていないようですね…」

「そうでしょうね、会えないように私が防いでいるから」

「え?えっ?なんで?」

何ですか?どうして?


「あなたが私の夫を 誘惑するからで当たり前なんじゃないですか」

「え?灰がアルを?どうして誘惑するんですか? 男なのに! お酒とかは誘いますが」

「ふ~ん?同じベッドに二人が半裸でぴったりくっついて朝を迎えれば」

「ごめんなさい!!! すみません!!」

このおばさんあの時のことまだ忘れてない!!!


「忘れるわけがないです、私とは何年もあれをやらないあの人があなたのような男でも女でもない中途半端な人と一緒に……」


「えっ!?そんなもったいないことを!」

「何ですと?」

「あ……いいえ、それは…お俺も男なので…」

「何ですか?」

「いいえ、それは…」

「何ですか?」


コワアアアアアアア!! マリアンヌ様、顔めっちゃコワアアアアアア!


「……マリアンヌ様のように美しい女性の方と結婚しておいて何年もその…しない、てもったないと… アルはそ..馬鹿かな...まあ…そんな…のです!」


お~目で人を殺すというのにこんなことだね、しかもこれセクハラだよな? 今日死にます!!!


「ごほん、まあ、これからそんなことは言わないほうがいいですよ あなたの身に」

「はひっ!」

死ぬかと…本当に死ぬかと…次は無い…

マリアンヌ様、頬が少し赤くなってませんか?


お?そろそろお昼の時間だ

「そ、そろそろお昼ですね!」

「そうですね、まとめましょうか」


食堂

今日の食べ物に何か…慣れている物があるんだけど…これ..

「お…?唐辛子?」

「うん?ケイ?それは龍の爪という野菜です、どっても辛いので苦手なひとが多いですね」

「ああ…あっちでは唐辛子って言うんですよ、これ」

「ああ…そうですか そちらにもあるんですね…ケイは好きですか?」

「いいえ、辛いものは全然食べられなくて唐辛子はあまり…」 ぼりぼり…

「これはあまり辛くないですね… もぞっと辛いのはありませんか?」 ぼそぼそ


「……ケ…ケエイ?」 

「ここの唐辛子はあまり辛くないですね 辛いのは苦手だけどこれはちょっと弱いかな…」 ぽりぽりぽりぽり

「えっと…どうしました?」

「ケイ..辛くないですか?」」

「全然?もう少し辛くてもいいと思うんだけど…」

「ケイ、辛いものは食べられないって言ってませんでしたか?」

「はい 『辛いものは』 食べられません」

….

「おかしいな…」


マリアン様、どうしたんだろう? ぼそぼそ

「それにしても竜の爪というと、ケイが召喚された日を思い出しますね」

「え?なんで?」

「それがケイを召喚した召喚魔法に使われた財物ですよ」

「うん?うん?ううん?」

「龍の爪、龍の心臓、乙女生命、そして女神の涙」

…なんかめっちゃ入ったらダメなものが入ってるんだけど…


次の日

「これが竜の爪」

「唐辛子ですね…」

「これが竜の心臓」

「……ドラゴンフルーツじゃないですか…」

「これが乙女の命…」」

「… 若布!!」


「髪は女の命とも言いませんか…」

「いや、いくらなんでも 若布は…」

「これの名前は乙女の髪です」

「…」

「…」

「そしてこれが女神の…」

「…」

「……虫…………………」

甲羅が美しい…カブト虫

..


「……冗談ですよね?」

「いいえ、まあ、どうせ実験だったし…本当に人が召喚されるとは誰も思わなかったからね?代用品というか..名前が重なってですね半分面白みで」


こちらの世界では唐辛子を龍の爪と呼び、ドラゴンフルーツを龍の心臓と呼び、 若布を乙女の髪の毛と呼び、甲羅が美しいこのカブトムシを女神の涙と呼ぶ…と…


詰り


俺は

唐辛子と果物と 若布と虫で召喚されたってことじゃん

What the Fuck です!!!!

「はっ…虫…若… 虫…若…」

………


コンコンコンコン

「どなたですか?」

「アルフォンス王子殿下からの手紙です、マリアンヌ様の前です」

「お入りください」


扉を開けて入ってきたこの人…いや、俺の護衛騎士じゃん、シリウス?最近、見えないと思ったら 何をしているのか気になったんだけど…伝令で転職したの?

伝令に転職… ププっ


「ふむ…?ケイ 読んでみてください」

手紙に目を通して俺に渡すマリアンヌ様

「はい、どこ…」


- 私のマリー

東の森のクモが繁殖期が終わった、ケイに東の森にの隣人を紹介するつもりだが、君も一緒に行かないか? By.あなたを愛するポン~ス-


ポン~ス…ポン~ス…ポン~ス…ポン~ス……きも!


で、クモが繁殖期が終わったのと 隣人を紹介するのは何の関係があるの?


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