花嫁…なに?
「あの、マリアンヌ様?」
「何ですかケイ?何か難しいどころでも?」
「いいえ、そうじゃないんです、 少し気になることがいくつ…」
「おっしゃってみてください」
「普通、一国の王に謁見したりすると、少し準備期間が必要なのではないですか?」
「普通はね」
「いや、いきなり次の日にどん~…て、それちょっと変ですよね?」
「普通はね」
「びっくりしたくらいじゃないんですよ、本気で死ぬかと思いました」
「普通はね」
「今このことも、俺お願いしたのおとといですよ?」
「普通はね」
「しかも1王子様もですな…」
「普通はね」
「…マリアンヌ様?」
「普通はね」
「……マリアンヌ様はお年頃が…」
「死にたいですか?」
…
…
「なんすか おしえてぐださいよ」
「…あの人間たちは普通じゃないでしょう?」
「いや、でもちょっと期間を置いて準備を」
「普通はね」
普通は普通は普通は…話したくないてことですな?うん分かる気がするんだけど、その人たちいろいろ普通じゃないんだから…
「そういえばケイ」
「はい?」
「あなた最近ちょっと太ったんじゃないですか? 体型管理くらいはした方がいいですよ?」
「いや…男なだしそこまで…」
「その体になって数日しかたっていません、それなのにもうあんなに…」
いいじゃないか~太っても~服は小さくなったけど?
「それではケイ、今日からの日程についてお話します」
「あ、はい」
「午前は私を手伝ってこちらで事務仕事をします」
「午前は、ですか?」
「午後には貴族としての作法を学ぶようにしましょう 週5回」
「えっ?貴族?として? どうして?」
「週7回は花嫁修業」
「うん?」
「週2回魔法教育」
「え?」
「週7回は基本教養。」
「あの…」
「あと週に1回は休みにしましょう」
「…何か変なことが挟まってるみたいだけど」
こちらでの1週間は8日かな? 1日休んで7日?…午後は半分に切って半分は基本教養で、残りの半分は別のことを学ぶということか…?そうだとしても数字がおかしいな? 花嫁授業?なんで?変だよね?
「あの、マリアンヌ様?」」
「マリって呼んでもいいんですよ?」
「…いや、マリアンヌ様? おかしいでしょう?」
「何がですか?」
「花嫁授業っていうのが入ってるんですけど?」
「はい、入っています」
「…あの…男の子ですが?」
「上からの命令です、私は知らない話です」
「いや…」
……なんか変じゃない? 他のことは一応パスするが花嫁授業は変だよね? おいおい?
「わ、た、さ、は、わ、か、ら、な、い、は、な、し、で、す」
「…マリアンヌ様あの…」
「ケイ? お黙り」にっこり
「はい…」
このおばさん…あんな目つきで睨みつけるのはずるいと思います
そして 続く 仕事 仕事 仕事
いろいろ気になることはあるけれど、やっぱり仕事してる時はちょっと楽になるんだな
それにしてもずっと座っていると腰が痛い…えっと…
「あの、マリアンヌ様?」
「マリって呼んでいいって言ってたけど…」
「…マ リ ア ン ヌ 様」
「うん、ケイの仕事を増やしてみましょうか」
「マリお姉さん~」
「ケイの日程をちょっと入れましょうか…」
あの?マリお姉さん?
うーん…花嫁授業とか…どういう意図なのか、調べたいのだが…
そもそも俺男だって? 今は男の娘もーどだけどな? それでも付いているZE?
息子の機能じないけど
「マリ姉さん」
「何ですか、ケイ? 集中力がないですね」
「いや、集中力がつくわけないでしょう?何ですか?花嫁修業は何ですか?ほかのことはまあいいですが、いや良くないけど、花嫁修業は何ですか?」
「文字通りですよ? あなたが誰かの花嫁になるために受ける授業で」
「だからおれは男なんです」
「それは知らないでしょう、ケイ? あなたがこのまま女性になるのか、男性に戻るのか」
「え?」
「私たちも真剣?と考えました 君の性別について」
「えー…」
人の性別ってあえて真剣に考えなければならないそんなことなの?
「いや人の性別なんかを…」
「ケイ」
「いやだからですね?俺男だから」
「お黙り」
「えええ」
「ケイ」にっこり~
くっそ…あのもう一口言った殺すじょ?の笑顔こえええええええええ
「ケイ、めんどくさいことはあの“バカ”どもで手いっぱいです」
「…ええ」
「大人しく女性になるが頑張って男には戻るがあなたの自由ですけどごれ以上私の仕事を増やすことだけはやめてぐださいね?」にっこり~
「は…い…」
…なんか八つ当たりじゃね?
「そういえばアレクサンドロス殿はどうですか? それ以来、お話を伺っておりませんが、まさかお姫様になられたのは…」
「あいつ…ごほん、あの方は現在も男性です、心配する必要はないです」
「あ、そうですか…」
いまあいつと…なにがあった?なにがあった?
夜
「それでは、ケイ様、今日から私がケイ様の花嫁修業を担当のマルシルと申します」
白髪まじりのこのおばあちゃんは誰だ…
「本当にやるんですか… 花嫁修業…」
「それではですね、これから毎日夕食後就寝時間前までが花嫁授業の時間です どこに出しても恥ずかしくない立派な花嫁に仕上げます ホホホホ」
あのホホホに含まれている何かがすごく怖いです…
ところで,その数字は少しもおかしくなかった. 夕食後の自由時間なんてなかった
Noooooooooo
…
…
…
「はいそこに糸を…」
「ふんふんふん~あマルシルさんごこに赤い糸を使ってもいいですか?」
「はい~ご自由に」
「ふんふんふん~」
なんかぬいぐるみとかも作りたいな
「後、ぬいぐるみとかも作ってみたいですね~」
「いいですね明日準備します」
「ありがとうごじゃいます~」
「最初は嫌がってたわりにはとても楽しそうですね」
「向こうで持った数少ない趣味なんですよ~」
「へぇ…向こうでは男性もこんな趣味を」
「あのくそみたいな家族を忘れることさえできればですね~何でも~」 ふんふんふん
「…………………」




