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中身がおっさんでも、見た目が聖女なら、まあそれはそれでいいんじゃね?  作者: ミマス
聖女になってしまったおっさん
11/79

アル

今日いよいよ第一王子と会う日だ、 会うと言っても一王子は意識もないというから、これは会うというか? いや、重要なのはそれじゃない…これ直せなければ俺死ぬんじゃないの… 高い方々の 気まぐれという物は面倒だな…くっそ…


「うん?…おいおいケイ お前最近ちょっと丸くなったんじゃない?」

「…痩せたら痩せたでしょ、太ってはいないと思うんだけど…?で、今? そんなことを言う時?」

「…いや…お前すごく緊張してるみたいでちょっと」

「するわよ!失禮したら死ぬって 緊張するわよ! 当たり前じゃん!」

「ごめん」

「…一応成功だけ、成功しなくちゃ…」

「…頑張」

「そうだな…くっそ…」


そしていよいよ第一王子様は…

簡単な手続の後 王子様の部屋に入り、一人の男性が机に座っている、 第1王子の側近?秘書?なのか?


目を見回して部屋の中を見ているが、ベッドには誰もいない、 ここは第1王子の部屋じゃなかったか? 机に座って書類を見ていた男性の人が頭をもたげてこちらを見る



「…君が噂の聖女か?」

「……………………」

「……じゃ、おつかれ! 私は逃げるから」

「え?あれ?おい!?!おい!アル? おいこら!!!!!!!!!」

「騒がしいね 君は 早くここに座るように」

「…あの…重病で病床に臥し続けて昏睡状態の第1王子様は…」

「俺だ」

「あ...やっぱり…」


アルが金髪に青い瞳の金色のひげが少しで、全身が筋肉の塊で“筋肉至上主義人間”といえば目の前のこの青年? アルのような金髪に青い瞳のひげはなく、アルとは対比される筋肉は全くなく、ほっそりした身体で インテリっぽい感じのおじさん うん アルがおじさんだから、 この人もおじさんだよね?


「とりあえず座るようにしよう いいたい話があるはい」

「ええ、……はい、わかりました」


……いや、重病だって? ずっとベッドに横になっているだけだって? 昏睡状態だって? 今机に座って書類を見ているおじさんは誰?


「困惑しているようだな」

「…あ…はい 」

「フフフ 悪いね  君は騙されたんだよ」

「はい それはまあ…なんとなく」

図ったなアル!!図ったなアル!!!!


「アルフォンスとは親しくしているみたいだね」

「はいはい、おれ…いや私はもう何も感じませんが…アル…ポンス王子様には何かと責任感を感じているようで…」

「ふふっ、気楽に話していいさ、 そういえば、まだ自己紹介をしていないんだね」

「あ、そうですね、しちれしました 始めまして 聖女召喚の儀式で召喚された男のケイ…です」

「ああ聖女召喚で召喚された男、なんて…ふふふふっ…じゃ、俺の番だな? 初めてまして この国の第1王子アレクサンドロスだ、 俺にも気楽にアルと呼んでくれると嬉しいんだが?」

「心からお断りします」


「今回は訳あってこんな出逢いになったな、 だましたことになってすまなかったね うわさの君に会いたくてさ? 俺はそう簡単に外に出られる身じゃないんだから」

「…いや…まあ…とりあえず病気ではないなら結構ですが…」

「病気 だよ?」

「え?そうですか?」


すなわち、アレクサンドロス王子の病気では喘息に腹の痛み。 頭痛、腰痛、首肩痛、心臓側の異常、血圧、脈拍の異常、 吐血を頻繁にする鼻血など…すごいねこの人…


「どうかな? 君ならこの中で一つでも治療ができるのか?」

「正直よく分からないですね… 風邪とか傷とかもないし持病に…一応いろいろ検診をしてみたいんですが…」

「ふむ?検診か? 聞くところでは君に専門的な医療知識はないと知っているが?」

「まぁ…でも一般常識…ああ、あっちらの世界の一般常識くらいは知ってます」

「じゃ、まあ 賴んでみよう」

「…ところで…」

「うん?」


「一応アレクサンドロス王子の治療に失敗したら私は死刑ということになっていますよね?」

「ああ…それは嘘だ」

本当か…はぁ…本当に心臓がドキドキしたよぉぉぉぉ…

「まあせいぜい追放ぐらいだろう」

Fucking


「じゃあ、どこか始めてみよう」

「ああ…はい、それでは、いくつか質問させてください」


まずは、各症状はいつから始まったのか? どのくらいの頻度で発生するか? 発生する条件は何か? 発生したときの症状の程度はどのくらいか? 普段の生活パターンはどうか? 普段食べるものは何か? 使う食器、使う寝具、家具など思いつくままに 色々


そうして知り合ったのがこれ


1.頭痛、腰の首肩痛はほぼ習慣によるもの。 これは生活習慣を直さないといけないね 俺もこれで苦労したなw


2.喘息は、持病、脈拍血圧の異常は、おそらく心臓の異常によるもの


3.腹の痛みやたまに吐血であれ、たぶん胃炎、あるいは胃潰瘍が頻繁な鼻血はこの部屋の環境が問題だろう


つまり、実在で病気といえるのは 喘息、心臓、胃ぐらいだと思う、 このような内容を王子様とともに話し、いくつかの生活習慣や食習慣や周辺環境を変えれば好転すると伝え、実在病は 喘息 、心臓、胃の病気、 これは普通は薬と運動、そして手術で解決しなければならない部分であることを話した


「それでは君の魔法で解決できる部分はどのくらいだ?」

「分かりません」

「うん?」

「各病については正確な診断もできないし 解決法もわかりません、 しかも、私の治癒魔法で どの程度まで解決できるのかもしれません、してみなければ分かりません」

「ふむ、素直だな、君は」

「知らないことは知らないんですから」

「でもまあそれ以外の部分でもかなり役に立ったな? これからどんどん好転するだろう」

「それはそうだと思います」

「じゃ、俺はあのベッドに横になるから、君の力を使ってみろ」

「…本当にどうなるか分かりませんよ? しかもその…」

「何だ?」


「…第一王子じゃなくて第一姫になるかもしれないんですよ?」

「ははは、そんなことを恐れて何ができるか! うわさはもう聞いたよ, 君の既に騎士の一人を女にしたんだってさ? ハハハ」

「あ…はい…」

「とりあえずやって? 女になってもまた男に戻れる方法があるから心配しすぎなくってもいいさ」

「おお…お?その…出来る限りやってみます」

本當にこいつら王子なのか? みんなどうしてこんなにのんきなんだ…


ベッドで横になったアレクサンドロス王子の胸に両手を当て、治癒の魔法を使う、手のひら、手首、腕、肩、お腹、足、俺の全身が白い光に包まれ、すぐに王子の体も白い光に包まれる


しかし、何か違う…これじゃない、これじゃ足りない? 全然足りない? 何か違うって感じ、頭では全く理解できていないが感覚的には全く足りないということがわかるこの感じ…不思議だな


何だろう…? 何が足りないの? 知識?勇気?ガガガ がが…いやこれはやばい

いや…意志?意志が足りなければ…このままでは失敗しそう…いや、失敗したら うまくいっても追放だって! 今のこの生活をあきらめるつもりはない!くっそじぇったい 成功させてやる...


今の生活を守り抜かなければ!! どうにかして成功してやる! 治れ! 王子のすべての病気よ治れ! なんでも治れ! 一日二日くらい俺が倒れてもいいからまず王子から治れぇぇぇぇぇぇぇぇぇ 頭の中に無条件に治れ、治れ、体の中の何かを王子に向けて注ぐ感じが あ、危ない、 何か目の前がぼやけて…胸がむかむかする…ああ…い…意識が…

消えつつある儀式の中で,アレクサンドロス王子の体が明るい白色の光に染まるのが見えた


じぇったい 寄生してあげるZE…


心情のじょしがよくなくって明日病院に行きます

どうか生きて戻ることを…まれも読まないから意味ないか

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