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ホラー

病死 ―― 逆恨みの復讐 ―― 主役の出番はあらすじだけ

作者:山目 広介
 妹が死んだ。病死だ。助かるはずだった、ドナーがいたら。いや、ドナーはいた。脳死判定も済んでいた。あとは家族の承諾さえあれば提供されたはずだった。

 近所のガキが作ったモノで、違法だと知りつつ、ドナーのリスト情報を得た俺は、妹にそれを伝えてしまった。もうギリギリだった。諦観してた妹を励まそうと思って、つい、教えてしまった。妹に笑顔が戻った。希望も見出し海へ行く計画を一緒に練った。
 しかし、その笑顔は絶望に染まった。リストからドナーが消えたから。移動距離や免疫の型などからの予想は、そのドナー以外では、順番は回って来ないらしい。それでも今回順番が上位にいた理由は、命のリミットが近いからだ。次はない。妹は泣いた。それまで気丈に振舞っていたが、一度希望がもたらされたために、心の堤防は決壊した。死にたくない、死にたくない、と。
 そして妹は死んだ。それからドナーが何故、リストから消えたかを調べた。それは家族が脳死を死亡と認めなかったから。リストに載っていたから脳死時での提供に、その人物は同意していたはずだ。その意志を無視したんだ、その家族は。
 妹が亡くなった原因は病死だ。分かっている。妹が絶望したのも俺が悪い。そんなことは分かっている。それでもだ。復讐してやる。逆恨みでも何でもいい。許さない。絶対だ。


※1話登場人物紹介
主役:出番はここまで。動機だけ。実はタイトルが思い浮かばず、序章を格上げ。そして終章自体は全カット
妹:病死。兄の不用意な言動により絶望
近所のガキ:妹ちゃんに片思い。実行犯。天才。多才

母:ターゲット
父:行方不明
姉:脳死
弟:マ〇った
医師:腕は良い。不倫で金欠。賄賂をもらう
看護師:ボンッボンッボン!ストッストッストーン。身体描写あり。割の良い再就職先と合コン設置の買収に乗った

※父への拷問は甘くないのか、の件
 仕様です。社会的、道徳的な死を与えなかったり。例えば、性癖を会社でバラす、黒歴史をネットに晒す、など。またガタイのいい兄貴の方に、ウホッ……というようなことは腐界より貴腐人を招くため危険。ではなく、妹はレ〇プじゃないから目的の手段にならない。また18禁対策。2段階はマイルドに。この上なら、父に視点を固定し読者に自己投影させ、普段の対応で共感を呼び、断続的に緩急をつけてやる。その上は未知への恐怖のために秘密に
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