表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/5

第1話 ドラゴン

第1話


僕は、神谷かみや りん。小学5年生の11歳。


僕と、ドランは、5年前に会ったんだ。あっ!そうそう。ドランって、ドラゴンのことだよ。


「凛!!」


「はい!」


「ブッ!オレだって。」


「なんだードランか。」


「なんだとはないだろ。」


「相変わらず、喧嘩か。」


いったのは、


「竜!」


竜は、学校で初めて友達になった人だ。


だから、僕も、竜も、一番仲がいいコンビとして、知られている。


「よう!凛。今日の、宿題できたか?」


「宿題?そんなのあったの?」


「あった、あった。ありまくったぜ。」


「えぇ!あったの?何々?」


「ドラゴンに乗る宿題。」


「はぁ!?それって1年から、6年まで、共通の宿題だろ?」


そうだ。僕らならともかく、1年生にできるのかい。


「そうだよ。共通。」


僕たちは、宿題を忘れてた!


もっとひどいのが、夜間に空を飛んで遊んでいた!


警備ドラゴンに見られたりしてたら…


あぁ!恐ろしいことになる!


「おーい。凛!」


声をかけてくれたのは、やっぱり、竜だ…


と思ったら、竜は、もう先にドラゴンに乗って、空で遊んでいた。


「何やってんだよ!早く乗れ!」


「ドラン。僕はね、このごろ妙なことに気がついたんだ。」


「妙なことだぁ?」


妙なこと…そう、妙なこと。


あれは2、3日前の、12時ごろ、


僕が寝ていると、突然、ばさばさという、羽音がするんだ。


もちろんドランかなっと思ったけど、ドランじゃなかったんだ。


もうちょっと、大きいっていうか。


とにかく何かを捕らえていた。小さなドラゴンのようなものを。


「とにかく!僕は今日、そのことを報告するんだ!」


「へぇー。いいから学校行くぞ!早く乗れ!」


「じゃ、行きますか。」



気持ちのいい、風邪の音。


今日もいい天気だなァ。







「ついたぞ!」


「じゃ、俺、外とんでっから。」


「うん。じゃあね。」


ガラガラ。


ドアを開けた。もちろん教室の。


「おはようございまーす。」


「おはよう。凛君。ちょっと、話があるから、職員室まで。」


「はい。先生。わかりました。」


なんだろう?もしや、あのことがばれたとかじゃないよね?



―休み時間―


「失礼します。明石先生いますか?」


「はい。待ってましたよ。凛君。」


「先生!質問があるんです。」


「はぐれドラゴンについてですが。」


「そのことを話そうと思ってたの。」


え!じゃあいわなくていいや。


「このごろ、はぐれドラゴンによる、警備ドラゴンを殺していることがわかったわ。」


「もしかすると、学校のドラゴンも、やられるかもしれない。そしてそのドラゴンは。」


「1匹で殺しているってことがわかったわ。」


「それでお願いがあるの。」


なんだろ。


「そのドラゴンを見つけてほしいの。」


「え…。」





2話に続く。

長く書いてみました!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ