表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/31

憎悪

三話目です。

これからも頑張りますので応援よろしくお願いします。


…ってまず応援してくれる人いるのかなぁ。


いえ!応援してる人がいなくとも……やっぱり誰か応援よろしくお願いします。

食事を終えた私達は彼を万歳のポーズにさせ、パジャマを脱がせる。


その腕にはあの女が残した跡がある。

注射痕と腕の傷、沢山のキスマーク。

…ムカつく。


上半身裸になるが、やはり彼は何も感じないので恥ずかしがる様子もない。


やはり、体にも沢山のキスマークがある。

…イラつく。


次にズボンを脱がせる。

パンツを残して、裸の状態。

理性が壊れかけるが我慢をする。


でもやっぱり、キスマークがある。

傷がある。

…最悪。


犯してあげた方がいいだろうか?

私で上乗せしてあげた方がいいのではないか?と沢山の考えが浮かぶ。

しかし、しない。してはいけない。


今、ここで彼を犯したとしたら彼は永遠に治らないと私は思っている。

だから我慢をする。


綺麗な肌の上に制服を着せる。


やっぱり、彼は何を着ても似合うものだ。

この前、私の服を着せてみたら、私以上に似合っていた。

すごく可愛かった。



着替えを終えたら彼を車椅子に乗せて、私も着替える。

彼の前で…。


やはり、着替える自分を彼に見られているのは興奮してしまう。

実際、見えてはいないだろうが。


脳が目に映る全てのものをシャットダウンしているのだ。

失明と同じようなものだ。


実際、彼は全ての感覚を消している。

だから何も認識しない。

できない。


心に付いた傷は全てを失わせた。


これもあの女のせいだ。

できることならこの手で殺したい。

それほど憎んでいる。

あの女がいなければ、彼はいつも通り、私に笑顔を振りまいてくれただろうに…。

いや、守れなかった私のせいでもあるのだ。

仕方ない…。


だが、やはり、あの女は憎い。


感想などお待ちしております。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ