表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

6/17

第五話 VS勇者!!・・・いや、勝てる気がしないんですけど?

まず最初に、投稿が遅くなったことを謝罪します、

何かと学校や、肺炎にかかったりしていたので遅くなってしまいました。

今やっと夏休みに突入しましたのでこれからはちゃんと投稿できると思います。

それでは本編を楽しんでください・・・

「おはようカケル!いい天気だな!!」


マコトが俺の部屋の扉を思い切り開けながらいった、

おまえの頭の中のほうがいい天気だと思うんだがな、


「はよっす、」


朝の挨拶を終えるとメイドさんが現れて朝食を持ってきた


・・・マコトの野郎、ここで一緒に飯食うつもりかよ・・・





「なあマコト」


「ん?にゃんきゃほうか?」


飯食いながら言うなと心の中で突っ込みながら言った、


「昨日の夜、なんか不自然なことなかったか?」


「え?何ともなかったよ?」


・・・さすが鈍感、でもここまでとはな


まあ、一言で言うと監視されてたってことだな、天井に二人と扉の前に一人


俺の勘だとマコトほうには俺の倍行ってる可能性があるな、


「いや、何ともなかったらそれでいい」


こちとらいつ殺されるかもしれないプレッシャーでほとんど眠れなかった

たまに聞こえるカチャ、という音にどれだけ戦慄を感じたことか・・・


「ん?それ食わないのか?だったら食っちゃうぞ?」


・・・ん?そっそれは俺が最後に食おうと・・・遅かったか・・・







朝食を終え、国王に呼ばれたので王座に移動した・・・


「うむ、よく来た、ここに呼んだのはほかでもない、お主らの力量を見たいのだが・・・」


もしかして、戦闘フラグっすか!!俺にとっては死亡フラグになりかねないんだけど?


「それはいいですね!私もぜひ勇者様・・・達の力量を見てみたいです!」


姫さんや、俺のこと一瞬忘れてないっすか?

それどころか、ちょうどいいカモがいるみたいな顔をしないでください、精神的にキツイんですが、


「わかりました!カケル!俺たちの力・・・見せてやろうぜ!!」


はぁ、この能天気野郎は・・・しかし、ここでの戦いで未来が決められるかもしれんし・・・


下手に負けるのも危ないかもしれない、しかたないか、


「ああ、わかったよ・・・」








またも場所が変わり、ここは兵士たちの修練場・・・もとい闘技場についた、


「お二人はここにある武器をお使いしてください、すべて刃は削ってあるので心配しないでください」


そういって、兵士Aに案内されたところには、武器庫だった


「んじゃ、俺これでいいや」


そういってマコトがとったものは、先日手に入れた剣と大差ない剣だった、


俺は・・・マコトと同じような剣を持ってみた、


ふむ、やはりな・・・この世界に来てから体が異様に軽いと思っていたが、

これはあれか?召還されたことによって身体能力がある程度上昇してるのか?


だとしたらあいつ・・・マコトはどうなるだろうか、

前の世界でも木刀を振り回しただけで、大の大人がブワッて吹っ飛んだ実力があるわけで・・・


接近戦はほとんど勝ち目はない・・・か、だったら、







俺たちがまず最初に思ったこと、それは・・・


ワァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!


観客多くね?闘技場いっぱいに人もとい兵士やらメイドやらetc・・・


「「きゃあ~~~!!マコトさま~~~!!こっち向いて~~!!」」


「「マコトさま~~~!!!」」


・・・主にマコトを応援してるようだが、あえて気にしないことにしよう、




「では、両者、構えてください」


審判である兵士がそういうと、マコトは剣を構え俺は、


俺もマコトと同じ剣を構えた


「ん?カケル、そんな服だったっけ?」


そう、俺は制服ではなく武器庫にあった服を借りていた、マコトは制服であるが・・・


俺の服装はラフな服装であるが、この服には隠れた特徴があった、


「へ!そんなこと気にしてると負けるぞ!」


「・・・それもそうか、よし!全力で来いよカケル!」


全力じゃなきゃあなたの剣を止められるかわかりませんよ・・・



「それでは・・・始め!!」


はじまったと同時にマコトは一気に距離を詰めて攻撃してきた、


それに対しておれは・・・自分の剣をマコトに向かって投げつけた、


「んな!!?」


いきなり飛んでくる剣に驚いたマコトは横にローリングしてよけた、

観客席からも、どよめきの声が聞こえた、


「隙だらけだぞ!マコト!!」


俺はマコトの隙を見逃さず・・・服のポケットから短剣を取り出した、


そう、これがこの服の特徴、服に剣を仕込めることだ、

なんでこんな盗賊じみた服があるか疑問に思ったが、ラッキーと思い着てみた・・・ちょうどよいサイズを見つけてそれを着た、


「まだまだ!!くらえ!!」


その短剣も投げつける、

マコトはそれにも驚いてバックステップでよけるが・・・まだまだ短剣がある!


「うりゃうりゃうりゃ!!!」


しかし、だんだん慣れてきたマコトはそれをよけつつ、たまに弾きつつ俺に接近してきた、


こいつ・・・化け物かよ、


そこからはマコトのターンだった、


ブンブンと剣をふるってくる、短剣で防げそうもなかったので、必死こいてよける

いや、当たったら痛いしね


だが、そう簡単によけれるものではなく、すこしかすり始めた

攻撃する暇もねえな、おい・・・だったらこれはどうだ?


そう、お忘れではないか?おれは元の世界では何があるかわからない、

だから、可能な限り俺は武装していた・・・例えばこれだ!!


俺はライターと丸い球を取り出した、丸い球にあった導火線に火をつけた


「げ!おまえそれ!爆弾!!?」


マコトはたじろぎ少し俺に距離をとる


んなわけあるかボケェ!!俺はあれか!?いつでもどこでも爆弾投げられる危ない人か?それだったら俺はもう監獄の中だよ!!


・・・まあ、その球をマコトに投げる、


「ウワァァァァ・・・あれ、これって煙玉?」


そうだよ!悪いか?でもこれでしばらく大丈夫・・・なんせ、かなりの広範囲に広がる特注の煙玉だからな!

俺にはこの『暗視ゴーグル』があるから見えるぞ・・・俺には見える!!

・・・なぜ暗視ゴーグルあるかって?元の世界で親に作ってもらいました、買うとか高すぎて無理だし


母親が科学者でよかったです、はい


俺はさっきまで投げていた短剣を拾い集める、ついでに最初に投げた剣も、


その剣を拾った直後、目の前に剣が!?


「うわぁ!?」


なぜに?まだ煙玉の効果あるのに・・・


まさか、こいつ・・・音で!?いや、普通はは無理だろ普通・・・あいつに常識通じない・・・か、


煙が徐々に晴れだして、いまではもう煙は無くなってしまった、


「ずるいぞー、カケル!!正々堂々戦え!!」


マコトがそういうと会場からもブーイングが・・・

いや、正々堂々戦ったら確実に負けますよ、どっちしろ勝てる気しないけどね


「だったら俺もズルするぞ!!」


そういったマコトは何かをつぶやき始める・・・


あの・・・もしかして・・・あれですか・・・マコトさん・・・

そう、ここは異世界!いろいろなものがありふれています・・・そう『魔法』とか、


「ファイヤーボール!!」


炎の玉・・・いや、もはや砲弾だ!!


「うわぁ!!」


直線的に、かなりの速さで来る炎の砲弾を必死こいてよけた、


・・・と、同時に静寂・・・


そして・・・


「「「きゃあ~~~~!!!!マコトさま~~~~!!!」


「すごい・・・昨日教えたばかりでここまで・・・」


犯人あんたか巫女さん!!ずるいよそれ!!・・・俺が言えないか、


「へへ!どうだカケル!!・・・ぶっつけでどうなるかわからなかったけど・・・」


ぶっつけであれかい!!一瞬ひいじいちゃんの顔が見えたわ!!


ていうか、また魔法使うつもりかよ!!させる・・・


オイオイオイオイ!!もう唱え終わってね?

あれ?もしかして、あれゲームとかで言う・・・『詠唱破棄』?


「ファイヤーウォール!!」


あっつ!!なんだよこれ!!俺とマコトを取り囲むように炎の壁・・・逃げ場ねえじゃん、


「これでやっと正々堂々戦えるな・・・カケル!!」


・・・ここで俺は二つの言葉が頭をよぎった・・・『詰んだな』『死亡フラグ』







周りの兵士たちとメイドたち、そして貴族たちは炎の壁の向こうで何が起こっているのかをかたずをのんで見守っていた・・・

もちろん巫女さんと姫さん、国王もだ・・・


そして徐々に炎の壁は消えていった、そして、


倒れているカケルに剣を突き付けているマコトの姿が見えた瞬間、歓声と拍手の渦が生まれた


マコトが剣を頭上に掲げるとさらに大きな歓声と拍手が生まれた



マコトの剣が鈍く光っているのをカケルは悔しながら見ているしかなかった・・・


こうして、二人の戦いに幕が落ちた・・・



カケルは、砂を投げとけばよかったと後悔したのは夜、夢を見ている時だった、




やっと書き終えました、今までの中でたぶん一番長いと思いました、

戦闘模写が難しいことに痛快しました、


前書きに書きましたが、これからはちゃんと最新できると思うので、頑張って書いていきたいです!!


それではまた次回・・・

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ