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第十二話 大会があるらしいが俺には・・・何?金が出る!?

「・・・朝か・・・」


カケルは眠そうに眼をこすり、伸びをすると近くの湖で顔を洗った。


「あら、おはようかしら?」


「うい~す」


こいつは俺と一緒にきた変な奴・・・イシスである。

彼女は魔術師で、ランクはEのはずだが、それ以上の実力を持っているのは確かである。


「それにしても野宿なんて久しぶりだわ~、たまにはいいものよね~」


・・・本当につかめない奴だ、




「で、ここから一番近い町に向かっているのよね?」


「そうだが、何か問題でも?」


二人は各自の荷物をまとめながら話していた。


「うん、問題ではないけど面白いものが始まるのよ~」


「面白いもの?」


カケルはいったん作業を止め、イシスのほうを向いた。


「ええ、なんか大会があるみたいよ」


「どんな大会だ?」


「武術大会よ、でも、魔法でもなんでもありみたいよ」


カケルはそれを聞くとまた作業をし始めた。


「あれ~?もしかして興味ない?」


「ああ、まったくないね、大体なんでそんな汗臭いことしなきゃならない?」


カケルは準備が整ったようで自分の荷物を担ぐと、


「賞金が出ても?」


「さあ!その街へさっさと行こうか!!」


「クスッ」









カケル達は夕暮れ時になってようやくその街に着いた。


「やっとだな・・・」


「そうかしら?これでも結構速く着いたほうよ?」


イシスはそういうと足早に町の中に入って行った。


「さっさと宿取らないとまた野宿になるわよ~」


カケルはやれやれと言いながらイシスの後を追っていった。




「なぜこうなった・・・」


「キャハハハハ!!カケちゃ~~ん!!もっと飲みなさいよ~~」


「いや、俺のは酒じゃな「ホラホラホラ!!」ゲボハァ!!」


カケル達は今酒場にいた、当然荷物は宿に置いてきた。


まあ、もともとこの酒場に来た理由はあったのだが・・・


『大会参加ですか?すみません、今回の大会はもう三人一組のものしかないのですが・・・』


まあ、ようは大会参加したかったが三人じゃないと無理らしい・・・

まあそれでイシスはヤケ飲みしてるのだが・・・とばっちりがとてもじゃないがキツイ


まあ、大会まで時間があるのでそれまでに見つければいいのだが・・・明日までらしい


「はぁあ・・・今回は諦めるしかないか?」


「いやよ~~あたしが出たいって言ったんだから出るの~~!!」


いや、そんな事言われても、そこら辺の奴を仲間にしても勝てるとは思ってないが・・・


「・・・こう言っちゃなんだがお前一人でも十分じゃ「うるしゃ~~い!!」グボハァ!!」


また酒を飲ませるのかと思いきや酒瓶で殴られたカケルは血を流しながら机に突っ伏した。


「キャハハハ!!カケちゃんよわ~~い~~!!」


「・・・ここはどこ?私は・・・誰?」


カケルにとっては災難な一日のようだった・・・







「・・・ハッ!!・・・何やら見てはいけない夢を見てしまったような・・・夢であってほしいな・・・」


カケルはどうやって帰ったかは分からないが昨日荷物を置いた宿で眠っていた。


「頭がグラングランするが・・・二日酔い?いやいや、俺酒は・・・飲まされたっけ?」


昨日の事があやふやになってきたカケルは頭を冷やすために外に出た・・・



そう、出ただけだった、本当にされだけだったはずだったのに・・・



「「「「「ワァァァァァァァァァァァ」」」」


眠気があって気付かなかっただけかもしれないが、外に出てすぐに歓声が出た。


「何の騒ぎだよ・・・って何人いるんだよこれ・・・」


カケルはこの歓声が聞こえた所・・・町の中心当たりに来てみたら数えきれないほどの人(人じゃない奴もいた)がいた。


「おい、これは何の騒ぎだ?」


カケルは目の前にいたおっさんに聞いてみた。


「あぁん?知らねえのか?勇者様だよ!勇者様!!今回の大会にも参加するらしいぜ!」


・・・なってこったいOTL


「・・・ええと、何に参加するのかは?」


「三人一組のやつらしいぜ?」


・・・もう嫌だ、なんでったってこんなにも早く再開しそうになるんだよ!!


そうだ!今からでなけりゃ・・・


そこでカケルは昨日の出来事を思い出した・・・




『カケル~~参加するんだからもう書いとくよ~~』


『は?人数足りないじゃん』


『そこは大丈夫!明日までだってさ、それでだめでも二人でもいいってさ!!』



『ああ、そうそうこの大会には≪棄権≫はないみたいよ、審判が止めない限り続くみたいよ、まあ時間制限とかは・・・』






不運だぁ~~~~~~!!!!!!!!!!!


なんだよそれ!それじゃあ、やめれないじゃん!!


いやだ!!そんなのは嫌だぞ俺は・・・


「フフフ」


ま、、まさかこのアマ・・・


「知ってたのか?」


「当然よ~?当たり前の事聞かないでよ~~」



・・・



大会の火ぶたが落ちるのは少しずつ近づいていった・・・一人の悲鳴を聞きながら・・・



最新遅れてすいませんでした、

学校やら部活やら家の仕事とか・・・まあ、いろいろ忙しかったのです、


申し訳な言い持ちでいっぱいです・・・これからも書いていきますが、最新は遅くなるかもしれません。

でも、これは完結させる気はあるのでそこだけは期待してください!!


感想などやアドバイスなどを下さるとうれしいです!

それでは、まったね~~

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