エッセイジャンルでは【創作論】が人気と聞いて
こんにちは、こんばんは、はじめまして、いつもありがとうございます。
どれかは当たりますよね? 城河です。
一時期ものすごい勢いがあったエッセイラッシュが、少し落ち着きましたね。
いろんな方のエッセイを読めて、ホントに楽しかったですねぇ(悦)
そんな中で、今回気になったのが、“エッセイジャンルの読み手は、書き手の人が多いから、自分なりの【創作論】みたいなのはウケがいいよ!”と言うもの。
なるほど、やってみましょう!
――と、思ったのも束の間。
大きな壁にぶち当たりました。
「わたし、そんなに考えながらもの書いてなくね?」……と。
えぇ、愕然としましたとも。
喩えるなら、「これなら必ず月に辿り着ける!」と、意気込んで発射したロケットが、数秒後に空中分解して花火になったくらい愕然としました。
――うん、あんまり意味分かんない喩えでしたね。
ともあれ、このままではいけないと、知恵熱が出る程に頭を捻った結果、書く時に気を付けてる(意識してる)事がいくつかあったので、そっちを紹介してみようかなと思います。
以前のエッセイでチラッと書いた、友人に教わった初歩的なコツとかなので、既に書き手をなさってる方々には、当たり前すぎて「うん、知ってる」ってなる事請け合いです。
どちらかと言えば、私みたいな素人さんや、これから書いてみたいんだけどなぁ、って人向けなのかも?
それでは早速。
◆気を付けてる事1つ目【改行する】
もう当たり前すぎて、説明不要ですね。
改行がないと、単純に読みにくいです。
せめて“――。”のあとは改行しておきたい。
出来れば、会話前後も改行しておきたい。
◆気を付けてる事2つ目【“――する。” と “――した。”をそれぞれ続けて使わない。】こと。
これは“絶対”ではなく、“なるべく”意識してることなんですけど……。
要するに――
○○は、少し前を歩く△△を呼び止めようと声をかける。
その声を聞いた△△は、ゆっくりとこちらを振り向いた。
――こんな感じです。
これが仮に、“声をかけた。”&“振り向いた。”だとそのコマ(シーン)がぶつ切りに感じるし、“声をかける。“&”振り向く。”とかだと、区切りが無さすぎて、どちらの場合でも、私にはテンポが悪く感じます。
◆気を付けてる事3つ目【会話の入れ方】
2つ目にも関わってくるんですけど、基本的には
――する。
――した。
「会話文(1~2個)」
――する。
――した。
「会話文(1~2個)」
って言う感じで、一定のテンポで進めていきます。
もちろん、1回の会話文が3~4個に増えたり、”――する。”の後にすぐ会話文いれたりすることもありますけども。
その場合でも、“――する。“の後に会話が入った次の文は”――した。”で一旦締める感じが多いです。
これは2つ目の、なるべく連続して使わない、に繋がる部分ですね。
◆気を付けてること4つ目【“の”や“た”等を、続けて使わない】
これも、“なるべく”気を付けてることなんですけど、たとえば、私が↑の所で書いている、『チラッと書いた、友人に教わった』の“た”みたいなやつです。
接続詞だっけ? いや、助詞だったかな?
とにかく、私だけかもしれないけど、同じのを続けて使うと、くどく感じます。
ひどい例がこちら
「あそこの机の上の、○○君のペンケースの中のボールペンを取って欲しい」
かなり極端ですけど、これ、鬱陶しくないです?
この文の場合だと
「あそこの机に置かれた、○○君のペンケースからボールペンを取って欲しい」
これ、言ってる内容一緒でしょ?
この方が見やすいし、読みやすいんですよ。
小さい子どもの話し方を表現するために、わざと続けて使うこともありますけどね。
『ママのー、ポッケのー、あめちゃんほしい!』みたいな(笑)
まぁ、基本的には、あんまり続けて使わない方が読みやすいと思うんですよ、私はね!
書き始めると、意外に色々考えながら書いていた事が発覚して、やっぱり愕然としました(笑)
他にもありそうな気はしてますが、今回パッと思い付いたのはこんなところです。
みなさんの役に立ちそうな情報ありました?
これから、自分の脳内に貯めた物語を書いてみようって時に、少しでもお役に立てたら嬉しいです。