通過儀礼の準備
さて、一応仕事が来ました。デモプログラムの作成です。ですができそうもありません。相変わらず担当の方が席にいないのです。
とはいえ、実は全く作業が出来ないわけでもないのです。完全に別件ですが。そろそろ試用期間が終わります。新人の通過儀礼、技術論文の作成と発表会です。
まぁ論文はメールで上司に見てもらえますから、まず論文テーマの相談です。自分にとって難しかったことで解決したことについて書くと良いそうです。
今、全く解決できない状況について書くのかと聞くと、解決済みのものが良いとのこと。解決済みの難問…苦しい気がしますが入れ子の試験データ作成についてでしょうか?自分にとって知ってて簡単なことでも、他の人にとって同じだとは限りません。特に技術的な知識は広めることで仕事の効率を上げることができます。みんな仕事で楽できてハッピーです。
あっちの仕事はどうしようもないのでこっちを先に仕上げましょう。
ワードでガンガン書いていき、何度も読み直してチェックします。
必要な準備を考えます。論文の作成の他に発表会用のパワーポイントを用意しなくては。凝ったことしなければ、それほど大したことではありません。今回の内容に図解は必要ないでしょうから問題なさそうです。
発表に関しては制限時間があるので、完成した発表資料を使って読み上げて時間内に収まるようにしなければ。
仕事場で声出して練習するわけにはいかないので資料を印刷して家で練習と時間計測です。
質疑応答時間がありますが、ここはどうなんでしょうかね?
と言っても、なんか大丈夫な気がします。
実は私知識に関して相当な雑食で、興味のあること覚えるの大好き。うんちくたれるのも好きですが、相手の興味の無いことを話しても嫌がられるでしょうからあんまり自分から話題を振りません。
だから機会があれば逃さないのが私の性格。高校の数学の授業で飛行機が何故飛ぶのかクラスの中で説明出来る人と先生が振ってきたので手を上げて、黒板に図を描き説明しました。説明が終わって、先生を見ると、大体合ってるとのこと。いやー良かった、うまく説明できたか心配でしたか、やり遂げました。
高校生活の楽しい思い出を振り返りつつ作業を進めるのでした。