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初めてのお仕事

サクッと来ました研究所。通勤時間がさほど変わらないのがありがたい。


駅から徒歩圏内のでっかい敷地の中に複数の建物が建ってます。関連会社も同じ敷地の建物を分け合っていたりするそうです。


その中の一つが研究所。この建物丸々研究所なのかよくわからないのですが、研究所なんだそうです。


そこの中の1つのプロジェクトに参加です。開発自体はうちの親会社所属の人3人で行なっていて、責任者が研究所の方だそうです。そもそもうちの会社、できてまだ新しいので自社内の社員の半分ぐらいが親会社からの出向らしいのです。先日課題をだして頂いた上司も親会社からの出向です。


だから親会社の人にビビっていたら仕事になりません。この感覚が世間一般からかなりズレてる気はしますが…


まぁなんやかんや雑務をこなしつつ過ごしていたら、初めての大きいお仕事が来ました。プログラムのテストです。先輩、一緒に頑張りましょう。


さて、この仕事にはテストデータの作成も入ってるのですが、このテストデータには特徴があって入れ子構造があるのです。実物でいえばマトリョーシカみたいなもの。ただ、データなのでいくらでも入ってしまいます。これをどこまでテストしたら終わりになるのでしょう?


ソースを見れば一応判断付きますが、今回依頼されてるのはブラックボックステストというもので、ソースを見てはいけません。テスト中に、まぁソース見るのはあり得るけど、テストデータを作るのにソースを参考にするのは無しとなります。


先輩もわからないようですし、同じチームの私達の担当の方に聞いてみましょう。


担当の方の説明によると、入れ子には上限があるので、その入れ子の上限までの回数分と、その上限一つ越えた場合のテストデータを作れば良いとのこと。


なるほどとなったので自席に戻って早速ネット検索です。


このデータの規約については一般に公開されているので、規約直接読んでわからなくても、噛み砕いた説明をしているサイトはたくさんあるでしょうし、このデータ自体学校の授業で習ったので、作ることについての不明点はほぼありません。

何しろ量が多いので、じゃんじゃん量産しちゃいましょ。


あっ、先輩にデータの作り方教えないといけないかな?

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