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万年2位だからと勘当された少年、無自覚に無双する【WEB版】  作者: あざね
第15章

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4.襲撃者の結末。

もうちょっと描写増やしたかったけど。








 ――剣の打ち合う音だけが響く。

 流れるような美しい剣筋なのは、襲撃者。対して意表を突くような角度から剣を振るうのは、アルナだった。二つの異なる、しかし共に芸術的な戦い。

 観客がいないことが残念に思われるほどに、惚れ惚れとする剣舞だった。


「ふっ――!」


 アルナの一打。

 襲撃者の一打。

 ともに、重さは等しいだろう。

 時折漏れる息遣いに、二人の喜びさえも透けて見えた。


「ずいぶんと、腕を上げたじゃねぇか」

「…………」


 鍔迫り合いになった、その時だ。

 アルナは、相手の名を口にした。




「……エリオ」







 嵐の中、ボクたちは走っていた。

 ただただ胸に嫌な予感がある。しかし誰もそれを口にはせず、ある人の家を目指していた。


「…………あ!」


 その道中のこと。

 ボクらの前に、傷を負った人物が現れた。

 駆け寄り、倒れこんだ彼女の傷を確認する。そして、



「大丈夫ですか、エリオさん!」




 その名を叫んだ。



 


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