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万年2位だからと勘当された少年、無自覚に無双する【WEB版】  作者: あざね
第33章

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196/211

8.生死を賭けた実食。

短くてごめんね。

あとがきの新作ハイファンタジーもよろしくね。

https://ncode.syosetu.com/n4154jl/







「さぁ、クレオ! できましたわ!!」

「丹精込めて作りましたので、味わってくださいね」

「………………」




 ――果たして、ボクの目の前には二人の料理が並ぶ。

 しかし彼女たちのそれは、本当に料理と呼んで相違ないものなのだろうか。不安になったボクは、震える声を絞り出して訊ねた。



「ちなみに、これって何なのかな……?」

「なに、というのは?」

「カレーに決まっているでしょう」

「…………」



 そして、絶望する。

 何故ならば、まずマリンの用意したそれは謎のゼリー状になっていたから。対してリリアナの作ったものは、液状ですらない。完全に炭化してしまっている。固形物だった。

 百歩譲って、味が問題なければとも思う。

 それでもこれらは、食べるまでもなく劇薬だと判断できた。



「えっと、それじゃあ……」



 しかし、二人の期待の眼差しが辛い。

 アクア先輩が語ったように、愛情自体はしっかりこもっているのだ。ただ、それだからこそ余計に辛いのだった。二人の想いを無碍にしたくないという気持ちと、死にたくないという気持ちが相反して存在している。

 だけど、こうなったら――。



「一か八か、食べるしか……!」



 そう思って、まずはマリンの作ったゲル状の何かを口に運んだ。

 すると――。






「ぐはっ……!!」

「ク、クレオオオオオオオオオオオオオオオオ!?」





 ボクの意識は、一瞬で闇の中に落ちたのだった……。



 


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下記にリンクあります。




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