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万年2位だからと勘当された少年、無自覚に無双する【WEB版】  作者: あざね
第28章

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155/211

5.暗室にて。

ワクチンとか、体調不良とか。

もうね、どんだけ皆様をお待たせするんだって話ですよ。

書籍二巻の発売も決定してます。コミカライズ、コミックス1巻もよろしくね!


ホンマに、お待たせしてすんません(´;ω;`)










 一人の男が、祈りを捧げていた。

 暗室。その中には一筋の光が差し込み、さながら迷える人間に神が手を差し伸べているかのようだった。いいや、事実それは正しかったのかもしれない。

 男はゆっくりと伏せていた顔を上げて、こう呟くのだった。



「我らが主なる神よ。――どうか、哀れな者たちをお導きください」



 光に手を伸ばし。

 彼は懇願するように続けるのだ。



「人間は愚かです。それ故に、貴方様のお力添えが必要なのです。導き、そして時に厳しく罰し、進むべき道を示してくれる存在が。しかし――」



 そこで言葉を切り、嘆いた。



「やはり、どこまでいっても人間はみな愚かなのでしょう。貴方様という存在がありながら、あまりの輝かしさに、眩しさに、目を逸らす。欲に支配され、他者を傷つけ、己のことだけを考えて行動する者が後を絶ちません。私はそれが苦しくて仕方ない」



 男は世界を守護するとされるオルフェ神の敬虔なる信者。

 そんな彼にとって、昨今の事件の数々は情けないことばかりであっただろう。魔族に心を許し、人の道を踏み外した貴族や、それに追随する者たち。

 それはまさしく腐敗だ、と。

 彼――国王ランドルフは、それらを統べる者として胸を痛めていた。



「あぁ、本当に哀れだ。それでも――」



 ランドルフは、ゆっくりと目を閉じて。

 一つ息をつきながら、こう口にするのだった。



「もうすぐです。きっと、もうすぐ何もかもが上手くいくでしょう」






 確信に近い、なにか。

 ランドルフ・ガリア・アリテンシアは、それを口にして暗室を後にした。そして、彼が出て行って数秒の間を置いて。

 その一室では、不思議なことが起こった。




 ――少年の笑い声らしき、なにか。

 誰もいないはずのその場所に、それは短く響いて消えていった。




 


マジで遅くなり申し訳ございません。

生きてました、辛うじて。


頑張りますので、応援よろしく(白目


以下、テンプレ。



https://ncode.syosetu.com/n3885hh/

新作です(下の方にリンクがあります)

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