5.暗室にて。
ワクチンとか、体調不良とか。
もうね、どんだけ皆様をお待たせするんだって話ですよ。
書籍二巻の発売も決定してます。コミカライズ、コミックス1巻もよろしくね!
ホンマに、お待たせしてすんません(´;ω;`)
一人の男が、祈りを捧げていた。
暗室。その中には一筋の光が差し込み、さながら迷える人間に神が手を差し伸べているかのようだった。いいや、事実それは正しかったのかもしれない。
男はゆっくりと伏せていた顔を上げて、こう呟くのだった。
「我らが主なる神よ。――どうか、哀れな者たちをお導きください」
光に手を伸ばし。
彼は懇願するように続けるのだ。
「人間は愚かです。それ故に、貴方様のお力添えが必要なのです。導き、そして時に厳しく罰し、進むべき道を示してくれる存在が。しかし――」
そこで言葉を切り、嘆いた。
「やはり、どこまでいっても人間はみな愚かなのでしょう。貴方様という存在がありながら、あまりの輝かしさに、眩しさに、目を逸らす。欲に支配され、他者を傷つけ、己のことだけを考えて行動する者が後を絶ちません。私はそれが苦しくて仕方ない」
男は世界を守護するとされるオルフェ神の敬虔なる信者。
そんな彼にとって、昨今の事件の数々は情けないことばかりであっただろう。魔族に心を許し、人の道を踏み外した貴族や、それに追随する者たち。
それはまさしく腐敗だ、と。
彼――国王ランドルフは、それらを統べる者として胸を痛めていた。
「あぁ、本当に哀れだ。それでも――」
ランドルフは、ゆっくりと目を閉じて。
一つ息をつきながら、こう口にするのだった。
「もうすぐです。きっと、もうすぐ何もかもが上手くいくでしょう」
確信に近い、なにか。
ランドルフ・ガリア・アリテンシアは、それを口にして暗室を後にした。そして、彼が出て行って数秒の間を置いて。
その一室では、不思議なことが起こった。
――少年の笑い声らしき、なにか。
誰もいないはずのその場所に、それは短く響いて消えていった。
マジで遅くなり申し訳ございません。
生きてました、辛うじて。
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