4.旅の始まりと、懸念。
次回から初めて王都を飛び出します!!(マジか
追伸:でなかった! ちょいと、視点変更!!
そんでもって、あとがきに新作情報ありますので応援よろしくです!!
エルフの住む森は、馬車を使って一週間弱という場所にあるという。
往復をすれば二週間近く王都を空けることになるが、その間に魔族からの襲撃を受けないとも限らなかった。したがって、王城には幾人かの仲間を残さなくてはいけない。
ボクとキーン、そしてエスカリーテはエルフの村へ向かうと確定。
そして、そこにリリアナが加わった。
「戦力としては、申し分ないか……?」
リリアナは王女といえど、腕利きの魔法使い。
先の戦闘でも、キーンの優れた防御魔法がなければ、という戦いをしていた。前衛はボクが張るとして、エスカリーテを守る後衛は二人で十分かもしれない。
それに、妹もいくらか治癒術の覚えがあった。
来年から学園に通うはずだが、すでにある程度の傷は癒すことができる。
「あの、クレオさん……」
「どうしたの? キーン」
「えっと、いや……」
そんなことを考えて、もうじき城を出ようかという頃。
どこか遠慮がちにキーンが声をかけてきた。
ボクはどうしたのかと首を傾げるが、彼はしばし黙った後に苦笑する。
「いや、ははは……私も久しぶりの里帰りで、緊張してまして……」
そう、誤魔化すように言った。
もしかしたら、なにか悩みごとでもあるのだろうか。
そのように考えて、こう訊いてみた。
「故郷に、なにか気になることでも?」
「あー、はい……まぁ、少し」
するとキーンは、ほんの少し眉を動かして答える。
「私は半ば逃げるように出てきましたから。自分の力を大きく過信して、それを周囲に吹聴し、最後には白い目で見られながら森を飛び出しました」
「キーン……」
彼はそう話して、しかしすぐに笑った。
「でも、今なら少しだけ違うと思うんです」
「……違う、って?」
「クレオさんに出会って、私は変わりましたから。だから――」
そして、真剣な声色になって。
「私は、必ず貴方の力になりますからね」
キーンは、ハッキリと告げて先を行ってしまった。
その後姿を見ながら、ボクは一歩踏み出し、だが立ち止まる。
その上で、彼には届かない大きさでこう声をかけた。もし仮に――。
「一人で抱えるなんて、やめてよね。キーン……?」
そうだとしたら。
そう思って、ボクは眉をひそめたのだった。
そうして旅が始まる。
王都の外、エルフの村へと向かって。
https://ncode.syosetu.com/n3885hh/
新作です(下の方にリンクがあります)
面白ければ、ブクマや★評価などで応援いただけると幸いです。
以下テンプレ。
面白かった
続きが気になる
更新がんばれ!
もしそう思っていただけましたらブックマーク、下記のフォームから評価など。
創作の励みとなります。
新作共々、応援よろしくお願いいたします。
<(_ _)>
そんでもって、大増量の書籍版もよろしくね!!




