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万年2位だからと勘当された少年、無自覚に無双する【WEB版】  作者: あざね
第26章

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141/211

1.認められなかった少年。

コミカライズ始まりました!(わーい

あとがきには、新作への案内! 応援よろしくです!!








 ――ダンは、圧倒的な成功を収めたと確信していた。

 歴史ある王都立学園において、すべての科目で1位を獲得。非の打ち所がない、という言葉はまさしく自分のためにある、そう思った。

 事実、彼の実力は同世代の中で群を抜いている。



「あぁ、きっと……!」



 自分には、栄光ある未来が約束されているだろう。

 まだ年若かったダン・ファーシードは、そう信じていた。だが――。









「お父様、それはいったい……?」

「まったく役に立たない。このような不毛な世代で結果を残しても、公爵家にとって得などありはしないのだ」

「そん、な……!」



 ダンは、認められなかった。

 今までの頑張りも、苦労して得た成果も。

 なにもかも、周囲の大人たちには認められなかった。



「貴様も、ずいぶんと得意げだな。……勘違いするなよ?」

「あ……」



 目の前で、学園から贈られた賞状が破り捨てられる。

 少年だったダンは、硬直し動けなかった。



 ――どうして、だ。



 拳を震わせる。

 どうして、自分は認められなかったのか。

 理由はただ一つ、周囲のできがあまりに悪かったから。自分は何も悪くはないのに、誰にも認められず、味方もいない。

 それどころか、ダンを責める者や嘲笑する者がいた。

 多くは彼よりも能力の劣る、年上だという優位性しかない者たちだ。



「ぼ、くは……!」



 部屋に一人。

 少年は、膝を抱えて座り込んだ。

 どうすればいいのか。どうすれば、この状況を変えられるのか。



「いつか、きっと……」



 そう考え続けたダンは、ある決意をした。

 自分の代ではもう覆しようがない、変えられない事実。




「だったら、ぼくの子供の代で……!」




 ――そうだ、それしかない。


 結論に行き着いたダンは、涙を拭って立ち上がった。

 その時から、だろうか。




 純粋で真っすぐだった彼の心が、次第に曲がり始めたのは……。




 


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