10.決闘後の再会。
(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾ようやく、再会しました。
最近の反動で短いですが、ご了承ください。
「キーン、お疲れ様。さすがだね」
「いえいえ。今回は初顔合わせでしたから……」
訓練場に降りたボクが声をかけると、マリンとマキの二人がかりで治癒を受けつつキーンが笑う。次からは絶対に通用しない、そう言いたいらしい。
だけど、仮にそうだとしてもボクは彼が羨ましかった。
「ううん、凄いよ。ボクはリリアナに勝てないから」
魔法学の分野において、彼女は別格だ。
在学中にはこのような戦闘はなかったけれど、今日の決闘を見て改めて思う。ボクの魔法では間違いなく、リリアナには勝てない。
キーンの防御魔法だったからこそ、彼女を打ち破った。
それが真実であり、事実だと思える。
「はぁ……。本当に、クレオは相変わらずですね」
「あはは、聞こえてた?」
「えぇ、もちろん」
そんな話をしていると、件の彼女が呆れたように言った。
無傷のまま敗北したリリアナは、こちらに歩み寄ってくる。そして、
「そういえば今日、あの無能が城にきているはずですよ」
「へ……? 誰のこと?」
そう、小さく耳打ちしてきた。
ボクはその意味が分からず、つい間の抜けた声を発してしまう。
その時だった。
「な、ななななななななな!? なんでお前が城にいるのだぁ!?」
「え、この声って……!?」
よく知っている声が聞こえたのは。
あまりにも突飛なそれに、その場にいた全員がその人物を見た。
声のした方向。そこに立っていたのは――。
「お父様……!?」
ボクの父――ダン・ファーシード、その人だった。
https://ncode.syosetu.com/n5723gr/ → 連載版 https://ncode.syosetu.com/n6120gr/
【クリスマス短編】です!(下の方にリンクがあります)
面白ければ、ブクマや★評価などで応援いただけると幸いです。
以下テンプレ。
面白かった
続きが気になる
更新がんばれ!
もしそう思っていただけましたらブックマーク、下記のフォームから評価など。
創作の励みとなります。
新作共々、応援よろしくお願いいたします。
<(_ _)>
そんでもって、大増量の書籍版もよろしくね!!




