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万年2位だからと勘当された少年、無自覚に無双する【WEB版】  作者: あざね
第24章

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4.開幕。

今回短いですが、次回から戦闘パートです!

また、新作書いてみました。あとがきもお読みください!!









 ボクが見つめる先に仲間たち、そして幼馴染たちが現れた。

 各々に決意を固めたような表情を浮かべて、相手から目を逸らすことなく。張り詰めた空気の中で、真っすぐに対峙していた。

 その光景を目の当たりにして、緊張しているのはボクの方だ。


 みんな、ボクにとっては大切な友人。

 そんな彼らがこれから、己の力を示すために戦う。

 その理由というのが、自分に相応しいかを見定めるためだなんて。緊張せずに見ろなんて、無理な話に違いなかった。



「気持ちは理解できるが、キミはもっと堂々とした方がいい」

「アランさん……」



 そんなこちらに声をかけたのは騎士団団長。

 アランさんは小さく笑みながら、ボクの心を見透かすかのように言った。



「彼らはみな、キミという人物を評価している。そのキミが、そのように縮こまっていては示しがつかないだろう」

「……そう、ですね」



 それを聞いて、ボクは頷く。

 あの日、キーンに頭を下げられ覚悟を決めたのだ。

 今さら後戻りなんてできない。いいや、前に進まなければならない。



「若人の成長は嬉しいばかりだな」



 それが伝わったのか、アランさんは小さくそう口にすると前を向く。

 ボクは一つ息をついてから再び、みんなを見た。




 そうして、いよいよ始まるのだ。

 アランさんの言葉を借りれば――選定。




「それでは、始め――!」





 立会人役の騎士が、声を上げた。

 その瞬間に、戦いの火蓋は切って落とされたのだ。



 


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