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1.戦いを終えて……。

というわけで、第三部?完結。

戦いの後のお話。


あとがきには、新作の情報があります。

応援いただけますと、更新速度が跳ね上がります!








「とりあえず、これで一件落着だな」

「うん。エリオさんは、少し複雑かもしれないけど……」



 ボクとアルナは、宿の談話室で二人話していた。

 彼の呪いも薬が完成したことで完治。魔族の呪いだったから一抹の不安があったけれど、杞憂で済んだようだった。

 そんなわけで、アルナはひとまず実家に戻って話をまとめてきたわけで。

 いまはその報告を聞いているところだった。



「それで、リーディン家はどうなるの?」

「そうだな……」



 ボクが訊ねると、アルナは背もたれに身を預けながら天井を見上げる。

 そして、一つ息をついてから言った。



「まず、リーディン家はもとから取り潰しになっている。だから、今回の一件による処罰でリーディン家、って文言は出てきてないよ」

「そっか。じゃあ、エリオさんも?」

「そうだな。アイツは実行犯だが、被害者でもある。傷を負ったのも俺一人だから、俺が訴えなければ問題にはならないさ」



 だから、問題は別にある。

 アルナはそう言って、少し真剣な表情になった。



「実は、な……」



 目を細め、ボクを見る。そして――。



「国敵を討ち果たした手柄を讃えて、リーディン家を再興させてもいい、って話が出ているんだ」

「え、リーディン家の再興!?」



 そう、口にした。

 ボクは驚きと歓喜、そして困惑が入り混じった叫び声を上げる。

 しかしアルナの方は至って冷静に、こう続けるのだった。



「だが、これはまだエリオに話していない。だから……」

「あぁ、そっか」



 そこまで聞いて、ボクは納得する。

 この話を受けるかどうかは、彼女次第だ。だから――。



「エリオさん、どうするんだろうね……」





 ボクは、この場にいない彼女がどうしているのか。

 そのことに、少しだけ思いを馳せるのだった。



 


https://ncode.syosetu.com/n0576gn/

こちらも追放ざまぁ系になってますが、舞台は広い世界です!

下記にリンクがありますので、是非!!!!


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