人々の紡ぐ物語

僕の家はいつでも君の香りがした。

こんな、狭い部屋で申し訳ないけど、君は一緒にいられるだけで良いって、そう言ってくれて物凄く嬉しかったんだ。

毎日君の花が咲くような笑顔を見ることが出来て本当に嬉しいよ。

友達はいなくなってしまった。君の声も聞こえなくなった、

それでも君は相変わらず花が咲くように笑ってくれてる。

朝起きて昼何もせずに過ごして、君のそばで眠るのが僕の唯一の幸福だ。

ねえ、いつから君の香りは線香臭くなったの？

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