誕生
2作目です
その日1人の赤ちゃんが生まれた
「おぎゃぁおぎゃぁおぎゃぁ」
その子を産んだ母親は安心し、赤ちゃんを抱き上げた
「はぁはぁ私が貴方のお母さんよ?」
そう言って母親は、赤ちゃんの顔をまじまじと見ていたら、廊下の方から誰かが走ってくる音が聞こえ徐々に近づいてきた
「う、産まれたか?」
勢い良く入ってきたのは、20代くらいの男だった
「はい、元気な男の子ですよ?」
男が嬉しいそうに近いずき抱き上げようとすると赤ちゃんが光り始めた
「なんなだ!?」
その場に居るもの全てが戸惑っている中窓ガラスを突き破り1本の剣が赤ちゃんに刺さり赤ちゃんの中にきえていった
「さっきのは、聖剣じゃないか!」
驚いている父親達をさらに驚かせるかのように次々と武器が刺さり赤ちゃんの中に入っていった
「聖剣どころじゃないですよ?妖刀や、魔剣、神剣などの特殊武器の全てにあるじと認められたんですよ?」
父親達が声がした方をみると金髪の女性がたっていた
「誰だ!貴様ぁ!なぜそんなことを知っている!」
父親が敵意むき出しで女性に言うと
「私はですね?神族のトップの者です、あの子は神族になりますね、あ、そろそろですね?見てください」
女性がそういって赤ちゃんの方を指差し父親達がその方をみると金や黒、紫、銀が混ざったようなまゆができ女性がそれに近づいた父親達はそれを目を見開いてみていた
そして女性はまゆに触れ、何かを呟き何かを流し込んだ
するとまゆは輝き破裂したその中には白い髪の色をした女性のような男の子がいた男の子は目をゆっくりと開き辺りを見回して女性が目に入ると満面の笑みになり
「お母さん!!」
と凄い勢いで抱きついた女性は慈愛の目で男の子み背中をゆっくりと優しく叩いた
「今は寝なさい?私の可愛い息子?」
男の子は女性の胸に顔をうずめゆっくりと眠った
「この子は貰っていくね?貴方達には勿体無いしぃ?神族は新しい家族ができてよろこんでたしね?じゃあねぇ〜」
そう言い女性と男の子は消えてしまった後には、それを見ているしかなかった母親と父親達の姿があっただけだった