第二話 助けて
小説の投稿の仕方が間違っていたので・・・。
改めて投稿します。
すいませんっ
「ただいま・・・」
自分以外誰もいないのに、ただいまの言葉を言う冷菜。
今日は紫希の事でかなり落ち込んでいた。
「はあ・・・紫希って本当に私のこと好きなのかな」
紫希がいつもどこか冷たいというか、そっけない。
抱きついたってすぐに仕事に戻ってしまう。
「もしかして紫希、迷惑に思ってるんじゃあ・・・」
そう考えると、泣きたくなってくる。
「あ、そういえば数学のノート切らしてたんだ。買いに行かないと」
冷菜は曇り空の中、2km先の文房具屋まで出かけていった。
その頃紫希は、ノートパソコンを開いて仕事中。
「五時・・・そろそろ帰りますか」
そういって紫希は席を立つと、ノートパソコンをしまい、学校を出た。
外に出ると、雪が降っていた。
「いつの間に雪なんか・・・」
冷菜は、ノートを抱え、帰り足だった。
「ああ、雪降ってきちゃった・・・早く帰ろ」
冷菜は走って家に向かったが、家に着いた頃にはもう体が冷え切っていた。
「寒い・・・」
(何かくらくらする・・・こんな時紫希が来てくれればな・・・)
寒い中走ってきたせいか、冷菜は熱を出し倒れてしまった。
次の日の朝。紫希はいつもの時間に家を出たが、いつもついてくるはずの
冷菜がいない事に気づいた。
(寝坊したんでしょうか・・・?)
紫希は少し不安になったが、そのまま仕事に向かった。
続く