肉まん
たけのこや、くわいがはいってるのが好き。
チキンを食べるときは
骨つきのほうがありがたみがある気はするけれど
やっぱり 食べやすさを考えれば
骨なしのほうを選びがちなぼくだから
もし 骨つきの肉まんがあったって
きっと 骨なしのほうを好んで食べることだろう
ふっくらした色白の肌に
お肉を詰めたきみは ふくよかな美人さんで
その奥に 骨太な強さを隠し持っていたとしても
残念ながら ぼくがそれを目にすることはなさそうだ
だけど ひとつ不思議なことがある
肉まんのあの白さは
ふっくらした肌のしたに詰まってるのがお肉だけで
骨ばかりか血管のひとつもとおっていなくて
血がかよってないせいだとしても
にもかかわらず
こんなに寒い冬の日に かじかむぼくの指を
ほかほか あたためてくれるぬくもりが
きみにあるのはなぜだろう?
ほんと 不思議なはなしだよね
骨つきはいやだ(笑)