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時々、感じるようなこと  作者: 舞夢
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経年劣化した作品を崇め奉ることを強いられることへの疑問

例えば自分が音楽家として、自分が満足した演奏の録音が、物理的な意味で、経年劣化したとする。

可能であるならば、ベストの音源に修復したいと思うことが自然なのではないか、と思う。

美術品でも同じ、経年劣化で黄ばんだような水墨画は、例えば雪舟がそれを見た時、歴史を経たのだから素晴らしいと思うか、それともこれでは絵描きとして恥ずかしいと思って書き直したいと思うか、表現者としては後者に属するのではないかと思う。

確かに長年の作品保存努力は、頭が下がる思いであって、認めないわけではない。


ただ、長年の保存努力とか、経年劣化した作品を「崇め奉りなさい」と強いられるのは、どうにも違和感を拭えないのである。


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