表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
時々、感じるようなこと  作者: 舞夢
60/193

芭蕉と遊女

一つ家に遊女も寝たり 萩と月

                    芭蕉


この句に登場する遊女は、二人で新潟から伊勢神宮の旅の途中で、芭蕉翁と同宿になった。

翌朝、旅の心細さから、芭蕉に旅の道連れを切望したけれど、芭蕉の吟行のため、断られたそうである。

しかし、芭蕉は断って別の道を歩いている時、遊女二人の心細さを想い、「哀れさ しばらくやまざりけらし」と記している。


                     新潟県糸魚川市句碑より


艶やかさを感じさせる句と思う。

既に老境の芭蕉翁にして、枯れながらも艶を残す。


「遊女も」が「遊女と」に変化した場合は、かなり意味も「艶の質」も変わる。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ