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犯罪者と被害者に関する報道あれこれ
犯罪者と被害者の実名報道については、それぞれの家族も他者に知られてしまうことから、問題があると思う。
何も犯罪に関与していない家族まで、悪くすると犯罪関係者とされ、特に地方などの狭い社会に暮らす場合は、そこで暮らすこともできなくなる例があるという。
また、犯罪者と被害者の、職業についても、どこまで報道の必要があるのだろうか。
犯罪者が、その職責に絡み不祥事を起こしている場合なら、仕方がないと思うけれど、職責に何ら関係がない個人の犯罪や被害まで報道されれば、その勤務先も迷惑。
マスコミ諸氏は、「報道の自由、取材の自由」を高らかに歌い上げるけれど、実態は「売れればいい、他人の不幸や、迷惑は蜜の味」が本音なのか。
そういうマスコミが増えれば増えるほど、それを読む人々の質が落ちる。




