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時々、感じるようなこと  作者: 舞夢
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頑ななるゆえの悲劇

紀元前2世紀 エルサレムの北西100キロの町モディンの祭司マッタティアスは、シリアのアンティオコス四世による異教祭儀強制命令を拒否した。


その上、シリアの役人とその命令に従おうとしたユダヤ人を殺し、息子たちと山に逃れた。

これに呼応して、荒野に逃れた人々がいた。


しかし、安息日にシリア軍に襲われてしまい、彼らはユダヤ教の安息日の規定に従って応戦することが出来ず、無抵抗のうちに1000人が殺された。


純粋にユダヤの神の教えを守ったため、安息日に無抵抗なまま、老若男女すべて殺されたのである。

そういう厳格にユダヤ教を守る人々のことを知りつくし、安息日を狙ったシリア軍の攻撃の意図も、冷酷と言おうか、民族闘争の最中には、適確なのかもれない。


ただ、ここで問題としたいのは、決まりを守るためには、一族の滅亡さえも、仕方がないと考えるのか否かである。


現代の日本に置き換えて考えてみても、通用する部分がある問題だと思う。

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