表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
時々、感じるようなこと  作者: 舞夢
160/192

お節介や忠告  三島由紀夫

お節介は人生の衛星術の一つです。

われわれは時々、人の思惑などかまわず、これを行使する必要がある。

会社の上役は下僚にいろいろと忠告を与え、与えられた方は学校の後輩にいろいろと忠告を与えます。

子供でさえ、よく犬や猫に念入りに忠告しています。

全然むだごとで、何の足しにもならないが、お節介焼きには、一つの長所があって、「人をいやがらせて、自らたのしむ」ことができ、しかも万古不易の正義感に乗っかって、それを安全に行使することができるのです。

人をいつもいやがらせて、自分は少しも傷つかないという人の人生は永遠にバラ色です。

なぜならお節介や忠告は、もっとも不道徳な快楽の一つだからです。


※三島由紀夫 「不道徳教育講座」より




大災害発生時の「不謹慎狩り」

コロナ蔓延期のマスク警察。

SNSでは常時発生。


あつかましくて、厚顔無恥、言いっぱなしで無責任。

確かに、何の足しにもならない。、

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ