10/192
嫌悪感あれこれ 警察のゴウマン
○警察車両による追跡事故
重箱の隅をつついて壊す程度ならいいけれど、警察車両の交通違反に対する追跡により、結果として対象車両が暴走、全く関係のない人が人命を落す、あるいは障害を負う事件が後をたたない。
そういう事故が起こった場合、警察は「はなはだ遺憾」としながらも、決して自らの責任を認めない。
もちろん、事故は当事者同士の関係なので警察は、直接関係はない。
しかし、警察車両の交通巡回は、交通の円滑な状態を保つためであるし、追跡も「犯人の逃げ得」を許さないのもわかる。
しかし、そもそも二次被害を、事故を起こすためではないはず。
どんな運転手でも、いきなり大音量のサイレンを鳴らされれば、驚くし暴走だってありうる。
もう少し穏便な方法は検討できないのだろうか。
何より、二次被害に遭われた方の「やり場の無い哀しみ」が可哀そうでならない。
「検挙率至上主義」と語った警察OBもいたけれど、検挙率さえあがれば、国民の生命などは、二の次なのだろうか。