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プロローグ

初投稿ですので生暖かい目でご覧下さい。

 俺の名前は中居相馬(なかいそうま)。本当はもっとゆっくり自己紹介したいんだが今はこの目の前の非現実的な光景を頭の中で整理しないといけない。


『相馬さん!本当に申し訳ありません!!』


 四方八方が真っ白で一人だったら気が狂いそうな空間に俺に対する謝罪を口にしながら土下座をしている凄く綺麗なお姉さんがいた。


「お姉さん。落ち着いて。何に謝ってるのかわかんないけど話してくれないとわかんないよ。」

『はい…グスッ…わかりました…ちょっと落ち着くので待っていてください。』

「うん。」


 落ち着いたお姉さん…いや女神らしいから話を聞くとこういうことらしい

 ・俺は死んだ。

 ・本来寿命は決まっているらしいのだが女神の手違いで他の人の代わりに俺が死んだ。しかも寿命よりもかなり早く。

 ・なのでせめて転生をさせて欲しい。


『相馬さんはイヌとその飼い主さんを庇って亡くなったんです…亡くなられた時の記憶だけ消えてしまっているみたいですが。』

「そうみたいだね。最後の記憶が学校でて歩いている時だもん。でも人の役に立ったならよかったよ。」

『グスッ…あぁなんてこと…こんな人を死なせてしまうだなんて…。』

「まぁいいさ転生させてくれるんでしょ?もしかして異世界とか?」

『はい。相馬さんに行ってもらう世界は所謂剣と魔法の世界ですね。』

「マジで!?俺そういうの好きなんだよなぁ俺そういうのに憧れてたからなぁ。」

『そう言っていただけるとありがたいです。ですがこの世界は今までの地球と違って命の価値が軽いです。なので身を守るためにもお詫びと二人+イヌの命を助けたということで何か特典というか…そういう話好きな相馬さんならわかるでしょうか。』

「あぁ、チートね、チート。」

『はい。どんなものお付けしましょう。かなり融通きくと思います。』

「じゃあまず魔法はせっかくだし全部使えたらいいかな。」

『全属性適正…っと、はい。』

「あとは…あぁ転生だから赤ちゃんからかな?」

『はい。そうなります。』

「じゃあ早く言葉覚えたいから記憶力…というか頭をよくして欲しいかな?」

『わかりました。麒麟児α…と、はい。』

「あとは努力すれば努力するだけ強くなれるようにしてもらいたいかな。あとは流石にやばいところに産まれたりとかなければ。たとえばスラムとか。」

『それだけでよろしいのですか?努力せずとも一発で強くできますよ?』

「いいんだよ。完全に人から貰った力だと胸張って使えないんだよ。だから努力しただけ剣とか魔法が上手く、強くなれれば充分。」

『やはりあなたは素晴らしい方ですね。ではそうしますね。麒麟児β…っと、…はい、出来ました。』

「うん、ありがとう。じゃあ早速いこうかな第二の人生へ。」

『はい。ではお送りしますね。おそらくどこかの貴族の子供として生まれると思います。ではいってらっしゃいませ!』

 俺は淡い光に包まれていく…


「ありがと〜女神様〜〜〜〜…」


『行ってしまいましたか。もう少しお話したかったですがキリがありませんしね。これ以上は望んでいらっしゃらないようでしたけど私の加護はつけさせていただきました。…どうか相馬さんに幸運が訪れますように。』

次は誕生〜です。

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