簡単な登場人物紹介
10月1日:『鷹村秀康』を追加しました。
10月13日:『他家の武将たち』項目を追加。『北条家』の『北条氏政』を追加しました。
10月16日:『上杉家』の『上杉景勝』『直江兼続』を追加しました。
12月8日:『北条氏直』を追加しました。
1月24日:『真田家』の『真田昌幸』『真田信幸』を追加しました。
9月30日:『徳川家』の『鳥居元忠』の項目を追加しました。羽柴家の『石田三成』『藤津栄治』『池田恒興』を追加しました。
主人公&ヒロイン
鷹村聖一
この物語の主人公。現代日本の高校生だったが、ある日、女性武将が存在する世界にタイムスリップしてしまう。世間からは広がった噂から『月の使者』と呼ばれている。拾ってくれた三河徳川家に仕え、弓の名手として、軍師として頭角を現していった。
性格は温厚で、怒ることはめったにないが、強い意志を持つ少年である。
今作では家康と夫婦になり、彼女との間に2人の子供を儲けている。
徳川家康
三河・遠江を統べていた戦国大名徳川家の女当主。聖一とともに勢力を広げ、武田家滅亡後は三河・遠江・駿河三ヶ国を治める大名に成長した。
今作では大名として、母として奮闘する。
松姫
家康の娘。弟の福松丸とは違って大人しく、無口な性格。武術には疎いが政務に関して才能を示している。徳川家の嫡子。
福松丸
家康の息子。姉の松姫とは違い、活発でやんちゃな男の子。武術全般に明るく、徳川家臣からは将来を期待されている。
鷹村秀康
聖一の養子。小麦色の健康的な肌と短く刈りこんだ黒髪でボーイッシュな印象の少女。武芸の才に秀でている。
家臣団
ここでは、前作から登場する家臣団を簡単に、今作から登場する家臣団を少し詳しく紹介する。
徳川四天王
酒井忠次
前回から登場した徳川家臣団筆頭。三河吉田城代であり、家康の叔母の夫として年若い主君を支える偉丈夫。
本多忠勝
愛槍・蜻蛉切を手に無双の武を奮う銀髪の少女。今日も徳川軍の先陣を切って、主君に勝利をささげる。
榊原康政
通称小平太。徳川家のマスコット的存在だが、戦場では頼りになる旗本部隊長。
井伊直政
今作から登場。遠江国井伊谷城主。氷のような青い瞳に青い短髪が特徴。冷徹な性格の少女で、男を毛嫌いしており、聖一のことも嫌っている。
その他の家臣団
鳥居元忠
前作から登場の徳川家の『お姉さん』的存在。いつも微笑みを絶やさないが、おこると誰よりも怖い・・・らしい。
天正壬午の乱の後、北条氏直に嫁ぐ。
服部半蔵
徳川家の隠密頭。半蔵は通称で本名は正成。隠れナイスバディ。
渡辺守綱
徳川家に仕えるもう一人の半蔵。主に聖一に仕え、彼の護衛を主な任務にしている子犬のような少女。
本多重次
通称『鬼作左』。ザ・頑固親父。
石川数正
徳川家の重臣で、岡崎城代。忠次とともに聖一を拾いに行った。広い視野を持つ人物だが・・・
大久保忠世
弟・忠佐とともに徳川家に先代から仕える重臣で、家康が信頼を寄せる人物の1人。
酒井家次
今作から登場。忠次の子。豪快な父・忠次とは違い、冷静な性格で丁寧な口調の少年。鉄砲隊を率いる部隊長であり、彼自身も鉄砲の名手である。
大久保忠隣
今作から登場。忠世の子。口下手で『あうあう』が口癖の金髪のツインテールの少女。家康に対する忠誠心は高いが、少々空回りしてしまいがち。家次のことが好き。
他家の武将たち
北条家
北条氏政
小田原北条家第四代当主。恰幅のよいカイゼル髭の中年男性で、自らを『皇帝』、そして北条領を『北条帝国』と称するなど、某ライトノベルの某ゆるゆる美少女皇帝を意識しているかのようなセリフを時々発する。自分でもよくは分からないらしいが、時々誰かよくわからない相手に向かって喋りだすことがある。
北条氏直
北条氏政の嫡子。通称は新九郎で官位は左京大夫。物静かな性格で父とは違いスマートな体格。戦場では父に代わって軍を率いることが多い。突拍子もない行動をとって周りを困らせることが時々ある。
上杉家
上杉景勝
薄い青い髪をショートにした少女。養母・上杉謙信の跡目をお家騒動の末に継いだが、まだまだ力不足であり、国内の反乱を鎮めることができずにいる。物静かでクールな印象だが、打たれ弱く、家臣の直江兼続の悪意なき毒舌にへこむことが多い
直江兼続
上杉家期待の若き重臣。金髪の小柄な少年で柴犬のような一生懸命な性格で、頭もよく切れるが、悪意なく毒舌を吐いては景勝をへこませている。
真田家
真田昌幸
戦場焼けした褐色の肌に頬には刀傷、筋骨隆々というおおよそ史実の真田昌幸像とは正反対の男。何かにつけて豪快であるが、史実同様戦巧者である。
真田信幸
昌幸の長男で真田家嫡子。年の頃は10代半ばで、緑色の髪の毛を後頭部で縛っている。礼儀正しい性格。真田・徳川家の同盟の証として、鷹村家に人質(という名目の政務見習い)としてやってくる。
羽柴家
石田三成
精悍な顔つきのイケメン。羽柴家中で主に文官として仕えている。秀吉への忠誠心はとても厚い。大谷吉継(藤津栄治)の主君である。
藤津栄治
鷹村家の本家筋の当主の長男。聖一同様弓道を嗜んでいるが、その腕は聖一にはるかに劣っており、そのことから彼に嫉妬と劣等感を抱いている。プライドが高い。
大谷家を乗っ取り、大谷吉継と名乗って素性を隠して聖一の命を狙う。
池田恒興
通称は勝三郎。清州会議に参加した4人の宿老のうちの1人。信長の乳母の子供で、信長とは深い信頼関係で結ばれていた。
信長の死後に起こった織田家の主導権争いにうんざりしている。息子に元助と輝政、娘婿に森長可がいる。
・・・以下、どんどん増えていく予定です。
『姫名』について
歴史上初の女性当主であった鎌倉幕府初代将軍・源頼朝が平清盛に捕らわれた時に、父への復讐を目指して生き延びるために名を使い分けた―――そのエピソードを基に、女性が武の道を志すときは『男性としての名』と『女性としての名』を持つようになり、それが発展して『女性としての名を夫にのみ明かす』という風習が広まった。
大抵の場合、幼名の一字を取って姫名とする場合が多いが、幼名に『姫』がつく場合は幼名が姫名になり、元服後はその名では呼んではいけなくなる。