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軌道エレベーター(その6)

 スーツを着こなすミツオが、軌道エレベータの中にいた。荷物はすでにあずけたので手ぶらだ。

「お似合いですよ」

 エリーが茶化す。パイセンはエリーがもつ布製のケージに収まっている。ケージの中のぱいせんが不服そうに言う

「私はこうするしかなかったのかしら」

「移動中は仕方ありません。普通の猫としての扱いにはなります。だから極力話さないでくださいね」

 エリーは顔を近づけて小声でぱいせんと話す。

 宇宙船は重力を断ち切る推進力を得るため、爆音とバックファイヤが発生する。そのため、銀河クラスの空港は地上700mに浮かんでいる。そのため、空港にアクセスするためにはジャックと豆の木に登場する、天まで伸びる木のような軌道エレベーターに乗り込む必要がある。

「わあ」

 エリーが目を輝かせた。

 晴れることのない雨をもたらす雨雲を突き抜けたのだ。太陽の光が降り注ぐ。 

 プライベートシャトルは思っていたより華奢で美しい機体だった。大気圏外にあるゲートを経由して、目的地の惑星スルメまでは一瞬で到達できる。

挿絵(By みてみん)

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