表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
41/42

フタツとミッツ(その41)

 フタツ・ミッツとフタツ・ミッツが向かい合う。一人は黒猫の旦那。同じ姿の旦那にむけてフタツ・ミッツが話しかける。

「こんなことになってごめんなさい」

「どうして」

 旦那は言葉を失う。

「才能の限界」

「あんたは才能にあふれている。こんなことで注目をあつめるのは間違っている」

 ミツオは思わず口をはさんでしまった。そしてさらなる疑問をフタツ・ミッツに問う。

「狙撃されたれたのは誰だ」

 フタツ・ミッツが遠い目で答える。「ギャンブル狂いで、歌声は私よりちょっとへた。でも、もう一人の私」

「どういうことだ」

 ミツオの驚きを楽しむようにフタツ・ミッツが続ける。

「元々の私は、実体のない、歌を作る人工知能プログラムだった。あるとき、広瀬と名のる人物にささやかれた。お金があれば何でもできる」

 一同は息をのむ。

「広瀬はきっかけを与えてくれた。まずお金だと。私は自分の歌を作る時に、過去に学習したデータベースから作曲エンジンを切り離した。自分で作り出した曲で動駆を二体作った。メンテナンス用の予備のつもりで用意した動駆だったのに、もう一人の私がコピーされてしまった」

挿絵(By みてみん)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ