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作戦(その38)
その頃、フタツ・ミッツの自作自演とも知らないミツオ達は必死で証拠を集めていた。ブラック船長のアリバイの証明はうまくいきそうだった。
散在する防犯カメラの追跡により、二人の足取りは明確に押さえることができた。最終的にミツオとブラック船長は秘密の2次会へと消えていった。同時刻、狙撃が行われた。
犯人と思わしきブラック船長と同じ姿をした人物の姿もホールの防犯カメラには映っている。
ブラック船長の偽物は一体どこからやって来たのか。
エリーは必死に情報を漁る。
その頃ミツオとぱいせんと旦那が何やら作業を行っていた。
「室内にあるカメラの映像を録画できるか」
「このドアを開けることは出来そうだ」
ぱいせんは自信満々で宣言する。
「電脳の世界は私の世界にゃ。私に操れない電脳はない。この船を掌握した。この船の現在の別部屋の監視カメラの映像を見れる」
「何が見える」
ミツオがぱいせんに聞く。
「面白い物が見える」
ぱいせんは言葉を続ける。ミツオがくい気味に身をのりだして言葉を待つ。
「ミスターレッドと呼ばれているゾイサイトの首謀者ゾイがこの船にいる。他にもいる」
「だれだ」




