表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/42

ゾイサイトの本拠地(その33)

 本体から切り離されたフリーズ号がゆっくりと動き出す。

「乗客の皆様、シートベルトをしっかりと装着され、しばしおとなしく座っていてくださいね」

 サングラスを装着した旦那がご陽気に声をかける。

 ミツオとエリーはシートベルトと呼ぶにはあまりに多いハーネスで体を固定していく。

 フリーズ号の姿勢は、ロケットが発射されるように真上に向いていく。微調整の姿勢制御が完了した。その直後、船外の景色は、熱したバターの様に真下に溶けて流れ落ちる。空気の層を抜ける摩擦熱が燃えるような色を一瞬発した後、重力が消えた。「皆様、無事、宇宙空間に出ることが出来ました。目の前に近づきつつある、あの船が賭場であり、ゾイサイトの本体でもあります。その船は深紅の人型。特徴的な外観からランニングマンと呼ばれています」

 ミツオが慣れない無重力に苦労しながら、操縦席の後ろからのぞき込む。

「ゾイサイトのサーバーは宇宙に置いてあるのか」

「そうです。防犯の意味もあるようですが、神出鬼没。まさに宇宙を走り回る賭場です

挿絵(By みてみん)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ