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普通とは少し違う日常  作者: 作者
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ユッド 過去編②

「じゃっ…決まりだな。さぁ、どっからでも来いよ〜!」

「舐めてもらっちゃ困るんだよな…すぐ地獄に帰してやる…」ただ…舐めてたの俺の方だったよ…俺は当時素手での戦闘を好んでた。その影響があるのかもしれないが…

「おぉ!!速いなぁ…だいたいこれは、時速で表すと〜…150km以上くらいだな。

地獄の支配者に最適だな!!(地獄の支配者)」そこら辺の奴らでは目で追うこともできない殴りを回避された。そしてその男は楽しんでいた、俺と似ていた。戦闘を楽しんでいる。戦闘を…恐怖に屈しない精神力。俺は今まで会った中で1番強い敵に出会ってワクワクが止まらなかった。

「楽しいなっ…楽しいなぁ…!!(ユッド)」とにかく連続で殴り続けた。俺は一旦脳筋的なやり方をして、いつかは当たるんじゃないかと思って殴り続けた。

「殴りだけかぁ?もっと別の技とかないのか?(地獄の支配者)」しかし、当たらない。何故か当たらない。スタミナが減っている様子も見られないし、焦っている様子もみられない。それでもワクワクは高まるばかり。


「殴った後の一つ一つの衝撃がすごいなぁ。当たればどうなるだろうな〜(地獄の支配者)」

「こんなに強い奴はアンタが初めてだよ!!(ユッド)」殴りから、急に蹴りへ変更した。それは直撃し、木にぶつかり当たった衝撃は木が折れる程の衝撃を受けながら、森のかなり奥の方へと飛ばされて行った。

「ハハッ…死んじゃうかもなぁ。(ユッド)」俺は自信があった。生まれ持った素質…そして、日々の力をつけるためのトレーニングを欠かさずにやっていた為、手加減をしてもこの程度ならば簡単に出せるからだ。でも現実は意外な事を見せてくれる。

「いやぁ…強いねぇ…これで本気じゃないとは…森抜けて、街の方まで行きそうだったよ…」この場から街の距離と言ったら…数時間はかかるのに…そうでなくとも、街の近く…かなり時間は必要になるはずだが奴は本の数秒程度でここまで戻ってきやがった。それも自分自身の足でだ…ただ、俺はこれくらいのスピードなら反応できる…

「俺が驚くと思ったか?(ユッド)」俺はタイミング良く、足を上げて振り下ろした。力加減を間違えたせいで、半径6kmぐらい地面は大きくえぐれて、約15km以上の直径範囲全体にヒビが入ったけど俺は何度も直している為、特に何も思わなかったよ。


「はぁ…こらこら、やりすぎやりすぎ〜(リンエル)」

「あれ…お姉さん…?どうしてここに?(ユッド)」俺といつも仲良くしてくれるリンエルっていう名前のお姉さんが、何故ここにいるのか訳が分からなかった。理由はお姉さんは普通の人間と認識していたからという事、そしてこの激しい戦いで普通なら吹っ飛ばされているはずなのに、どうして平然とそこに立っていられるのかという事。

「リンエル様…申し訳ございません。派手にやりすぎてしまいました。(地獄の支配者)」

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