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第九話 頂上

あらすじ〜海の中の神殿に住んでいる子供のサメのハルキと子供のシャチのオルカ、そしてロボットのかいおう。

ある日、かいおうがさらわれてしまう。ハルキたちは、かいおうを助けると誓うのであった。

村で装備を整え、砂浜と森を抜けたハルキ達。山脈を抜けるために来た広大な雪原に苦戦するも、なんとか乗り越えるのであった。

ラクト山脈を抜けるために崖を超えるハルキ達。

ハルキ「キューキューがくれたこのグリップフックを使えば全然登れそう。」

キューキュー「それじゃ、落下に気をつけて登ってね!」

と、キューキューが言いました。この崖はかなり急、尚且つ雪崩を引き起こすリスクがあるため、かなり危険でした。

ハルキ「おおっ!結構安定感がある!」

突き刺してぶら下がっても抜けにくいので、安定感があります。

カメくん「でも結構雪と柔らかいし注意しないと…」

と言いました。

一つ一つ確実に登って行く一行。

ハルキ「こう登って行くとめちゃくちゃ高く感じるね。」

オルカ「まあ、いつかやればいけるさ。」


30分後…


ハルキ「はぁ…はぁ…」

オルカ「結構腕がしんどくなる戦いだね。」

あれからしばらく登っていますが、まだまだ半分しか行っていません。

キューキュー「ああ地面が恋しい…!腕が痛い!」

4人ともの腕がかなり限界なようです。

ハルキ「でももうかなり高いとこまで来たからな…登り切るしかない…」

ハルキは言いました。

と、その時でした。


ドドドドドドド!


キューキュー「?!この音はっ!」

4人「雪崩だ!」

なんと、こんなタイミングで雪崩が来てしまいました。

キューキュー「…っ!あっ!あっちに洞穴がある!

なんと、ちょうど崖に雪崩をやり過ごせそうな穴がありました。

キューキュー「急いであそこに行って!そうじゃなきゃ死ぬ!」

ドドドドドドドド!

ドガアアアアアアアアアアアン!


ハルキ「…」

ハルキ「危ない…なんとかやり過ごせた…」

ハルキ「皆んなは?」

キューキュー「いまーす…」

オルカ「いるオルー」

カメくん「無事です。」

ハルキ「あーっよかった!」

なんとか全員無事なようです。

キューキュー「それじゃ、気をつけてまた再開だね。」


そして30分後…


ハルキ「ようやくぬけたぞー!」

オルカ「よっしゃー!」

ついに第二関門を突破しました。

カメくん「残り一関門だけだー!」

キューキュー「この流れで安全に気をつけて行こう!」

そのままの流れで第三関門の地獄の一本道へ行きました。

地獄の一本道は、その名の通り、幅三十センチあるかどうかぐらいの道一キロメートルを渡る一本道です。左右にぶれてしまったり、落ちたりしてしまったら最後。そのまま谷に落ちてしまうというとても危険な場所です。

しかし、雪崩を回避しゾーン状態に入ってるハルキ達に取っては簡単でした。

ハルキ「たしかに危ないけどなんかアスレやってるみたいで楽しい!」

キューキュー「楽しんでるとか悪いけどちゃんと気をつけてね…」

スラスラと歩いて行きました。


そしてついに…登山開始から7時間後…


ハルキ「ついに!」

四人「登頂せいこおおおおおおうっ!」

ついに、登頂成功をすることに成功しました。

オルカ「いえええええええっ!…って喜んでるところ申し訳ないんだけれども、」

3人「?」

オルカ「この山脈を越えるだけならわざわざ頂上行かなくて良くない?」

3人「…」


登頂した後は、なるべく安全に気をつけて下山をして行きました。

キューキュー「下山中に死ぬのが一番もったいないからね。」


登山開始から13時間後…


ハルキ「あっ!あれは!」

下山終了の間際、ハルキが何かを発見したようです。

オルカ「何?なんか見えた?」

ハルキ「あそこにあるのって…」

と言い、ハルキが山の麓を指差しました。

ハルキ「間違いない!あれが…蛮脈の塔っ!」

なんと、蛮脈の塔が見えたのでした。

決戦まで、もう間近に迫っていたのでした。

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